グリーン調達

ウシオ電機は、持続可能な社会の実現・環境保全の理念の下、生産する製品は国際規格ならびに各国の法令への適合はもとより、環境負荷を極小化したものとします。

そして我々は、環境に悪影響を及ぼす部品材料を 使わない、調達しません。
ウシオグリーン調達は、法規制を遵守するとともに、独自の調達基準を設け、お客様とお取引先様と一緒にそれらを実現していきます。

ハイリスク部材の選定

今後、定期的に増加するREACH規則などに対応するために、取り扱い全部材のうち定期的に購入実績のある8割の部材について、あらためて一斉に環境調査を実施しています。部材ごとのリスクを洗い出し、リスクの高い部材についてはあらためてお取引先さまを訪問し、教育を実施するなどの対応を行なっていきます。

CMS-化学物質管理DBの運用

ウシオ電機では、2003年度よりお取引先さまにご協力をいただき、グリーン調達基準に基づいた部材の環境資料を提出いただいています。一方で、REACH規則(2007年6月施行)では対象物質が増加しており、その他の規制も含め市場の要求や変化のスピードはますます加速し、お取引先さまへの負担も激増しています。そこで、データの整理と蓄積、検証と算出を可能とし、同時に、時間短縮とデータの精度向上を図ることとしました。ランプ製品においては、2008年度よりこの新しいデータベースを構築してきましたが、2011年度からの運用を目指して取り組みを進めています。調査を行なう部品点数の多い装置類においても、効率的に調査を進めていくため化学物質の含有調査にデータベースを使用し、データ管理を行なっています。今後、データベースをバージョンアップし、REACH規則など様々な含有化学物質の規制に対応を行なう予定です。

CMS-化学物質調査進捗管理DBの運用

ウシオ電機では、お取引先さまから提出していただいた部材の環境資料やREACH規則の対象化学物質(現在151物質:2014年6月現在)、および使用禁止物質のデータについて、ウシオグループ内共通のデータベースを構築し、グループ内において相互閲覧できる仕組みを整えています。同時に、同一メーカーで同一素材の多品種部材の情報を集約し、お取引先さまにおける調査工数、資料作成工数を低減する仕組みを構築中です。

また、お客さまへ提出する環境回答様式も多岐にわたることから、含有化学物質情報の整理・蓄積・検証・算出を可能とするデータベースを採用し、時間短縮とデータの精度向上を図っています。これにより、今後の環境法規制の改訂や適用範囲の拡大、対象化学物質の追加などさまざまな変化に対応しつつお取引さまの負担を軽減できる運用を目指しています。

CMSの展開

企業の活動がグローバル化する中で、生産拠点の海外移転などに伴い、お取引先さまもグローバルになっています。そのため、2010年度は中国拠点を中心とした含有化学物質調査体制の構築を行ないました。2011年度には中国拠点とのデータベースの共有化を図り、定例的な会議を通して運用を強化しています。また、現地のお取引先さまを中国拠点の担当者と一緒に訪問し、含有化学物質調査書の記入方法の勉強会を開催しています。

グリーン調達基準

ウシオ電機では、資材の購買活動の指針として「グリーン調達基準」を制定し、ホームページで公開しています。RoHS指令をはじめとした各国の法規制に対応するとともに、独自の環境影響化学物質を規定し、製品含有化学物質に関する内外の要求に応えています。「グリーン調達基準」では、さらに基準を遵守するための体制を自己評価する評価表を付すとともに、環境マネジメントシステム(EMS)の構築をお取引先さまにお願いしています。また2008年3月よりJAMPにも参加し、業界全体の仕組みづくりに加わっています。

2014年度以降、お取引先さまでの自己評価実施の支援を積極的に進めています。

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国際環境法規制対応の推進

多様化する海外の法規制に対し、安定的で円滑な製品供給を実現するため、タイムリーな情報収集と対応を重視したバリューチェーン構築に取り組んでいます。

調達方針、グリーン調達基準、RoHS、REACH規制対応協力など、お取引先様との相互理解を深めるための説明会も実施し、納期・品質に関わるトラブル回避などのお取引先さまとの対話を重視した取り組みを継続的に実施し、トータルな顧客満足度向上を目指しています。