グリーン調達

ウシオは、持続可能な社会の実現・環境保全の理念のもと、生産する製品は国際規格ならびに各国の法令への適合はもとより、環境負荷を極小化したものとします。

そして我々は、環境に悪影響を及ぼす部品材料を使わない、調達しません。
ウシオグリーン調達は、法規制を遵守するとともに、独自の調達基準を設け、お客さまとお取引先さまと一緒にそれらを実現していきます。
 

グリーン調達の計画と実績、今後の取り組み

2016年度計画

(1) 装置製品、新規製品および海外調達部材に対応する仕組みのより確実な実施とグループ各社・各事業所への展開を行う。
          特に装置・新製品に対して注力する。
(2) グループ各社・各事業所や新製品を対象に、製品含有化学物質管理の効率をさらに向上させるべく仕組みの改善を行う。

2016年度実績

(1) 装置製品、新規製品および海外調達部材に対応する仕組みを実施した。グループ各社・各事業所は現状のレベル把握のためにアンケート調査を行い、          播磨事業所、御殿場事業所での   取り組みを紹介しレベルアップを進めた。

(2) 新製品を対象に、製品含有化学物質管理の効率をさらに向上させるべく業務ソフト(ECODUCE2)の本格運用を開始した。

今後の取り組み
 (2017年度計画)

(1)製品含有化学物質管理の仕組み・体制に基づくグリーン調達基準の運用・維持管理を行う。

(2)装置製品は顧客要求、業界情報(SEAJ、JAMP)などを取り入れながら柔軟に仕組みを変え、それをタイムリーにお取引先さまに伝えて
         的確な情報回収を行う最適なサイクルを回す

* CMS(Chemical substances Management System):製品含有化学物質管理システムのこと。
* SEAJ:一般社団法人 日本半導体製造装置協会
* JAMP:アーティクルマネジメント推進協議会

ハイリスク部材の選定

今後、定期的に増加するREACH規則などに対応するために、取り扱い全部材のうち定期的に購入実績のある8割の部材について、あらためて一斉に環境調査を実施しています。部材ごとのリスクを洗い出し、リスクの高い部材についてはあらためてお取引先さまを訪問し、教育を実施するなどの対応を行っていきます。

CMS-化学物質管理DBの運用

ウシオでは、お取引先さまにご協力をいただき、グリーン調達基準に基づいた部材の環境資料を提出いただいています。一方で、REACH規則など対象化学物質が増加しており、その他の規制も含め市場の要求や変化のスピードはますます加速し、お取引先さまへの負担も激増しています。 そこで、ランプ製品や部品点数の多い装置類においても、効率的に調査を進めていくため化学物質の含有調査にデータベースを使用し、データ管理を行っており、さまざまな含有化学物質の規制に対応を行っています。

CMS-化学物質調査進捗管理DBの運用

ウシオでは、お取引先さまから提出していただいた部材の環境資料やREACH規則の対象化学物質(現在173物質:2017年1月現在)、および使用禁止物質のデータについて、ウシオグループ内共通のデータベースを構築し、グループ内において相互閲覧できる仕組みを整えています。同時に、同一メーカーで同一素材の多品種部材の情報を集約し、お取引先さまにおける調査工数、資料作成工数を低減する仕組みを構築中です。

また、お客さまへ提出する環境回答様式も多岐にわたることから、含有化学物質情報の整理・蓄積・検証・算出を可能とするデータベースを採用し、時間短縮とデータの精度向上を図っています。これにより、今後の環境法規制の改訂や適用範囲の拡大、対象化学物質の追加などさまざまな変化に対応しつつお取引先さまの負担を軽減できる運用を目指しています。

CMSの展開

企業の活動がグローバル化する中で、生産の海外移管などに伴い、お取引先さまもグローバルになっています。そのため、2010年度は中国のグループ会社を中心とした含有化学物質調査体制の構築を行いました。2011年度には中国のグループ会社とのデータベースの共有化を図り、定例的な会議を通して運用を強化しています。また、現地のお取引先さまを中国のグループ会社の担当者と一緒に訪問し、含有化学物質調査書の記入方法の勉強会を開催しています。

グリーン調達基準

ウシオでは、資材の購買活動の指針として「グリーン調達基準」を制定し、ホームページで公開しています。RoHS指令をはじめとした各国の法規制に対応するとともに、独自の環境影響化学物質を規定し、製品含有化学物質に関する内外の要求に応えています。「グリーン調達基準」では、さらに基準を遵守するための体制を自己評価する評価表を付すとともに、環境マネジメントシステム(EMS)の構築をお取引先さまにお願いしています。

2014年度以降、お取引先さまでの自己評価実施の支援を積極的に進めています。

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装置製品の含有化学物質管理システム(CMS)

ウシオでは多くの装置製品を生産・販売しています。装置市場においても近年、化学物質管理品目の国際基準が制定され、対応が必須となってきています。多種多様な部品で構成される装置製品のCMSにおいては、部材の環境対応における資料の入手・管理や提出資料の作成など、複雑かつ多くの工程が必要となります。これを解消すべく、確実で効率的な環境対応を策定しています。