グリーンプロダクツ

当期は、製品開発段階より環境アセスメントを実施したスーパーグリーン製品の範囲を大きく広げ、製品の性能を一新する取り組みを強化しています。ウシオは、これまで培ってきた光技術を応用・展開することで、地球規模での医療、健康、環境、エネルギー、水、セキュリティ、食糧などの課題にソリューションを提供し、同時に顧客ニーズに応える付加価値の高い製品とサービスを提供していきます。

第四期環境行動計画(2013~2015年度)2015年度の目標と結果

2015年度目標

・SG製品の創出 17件

・売上げに占める環境配慮型製品の割合50%UP(2011年度比)

取り組み

各社にて、環境配慮型製品の位置づけの製品を開発、販売 アセスメントの継続実施

2015年度結果

SG製品の創出 認定せず
⇒第四期環境行動計画の期中にて、社会要求の変化を加味した軌道修正が必要と判断し、より社会要求に寄り添った認定制度の仕組みと運用を再検討した。

売上げに占める環境配慮型製品の割合25%UP

課題

・認定制度の仕組みの見直しと運用の改定

・環境法規制の動向を先取りし、開発や販促に取り入れつつ、ブランドイメージも向上させる

・グループ会社の参加を拡大し、ガイドラインや仕組みの構築を行う

今後の取り組み

・“安全・安心・環境配慮型ソリューション”のコンセプトの運営定義の確定

・数値目標を定め、売り上げを拡大し、グループ会社の参加を拡大させる

第四期環境行動計画 目標と結果の振り返り

スーパーグリーン製品の創出

グループ全体での展開・累積20件 ⇒ 3件認定

コンセプト変更により認定を行わず。社会背景を捉えた新たなコンセプト構築に向けたディスカッションと社会対話を実施し、コンセプトを作成した。

環境配慮型製品の売上高比率の向上

売り上げに占める環境配慮型製品の割合(2011年度比)25%UP

環境法規制の動向を先取りした開発や販促等による展開

環境配慮型製品への取り組み

ウシオ電機では、設計標準に「環境配慮型製品アセスメントマニュアル」を組み込むことで、設計段階より製品が環境に与える影響を事前評価しています。この評価をもとに、環境性能を向上させた製品を「環境配慮型製品」として認定しています。さらに環境配慮型製品の中でも優れたもので、既存製品とは一線を画した革新的環境対応技術を採用した製品を「スーパーグリーン製品」として認定しています。

ウシオの環境配慮型製品の体系

スーパーグリーン製品の開発

ウシオは環境配慮型製品の創出に取り組み、ウシオ独自の認定基準に基づき、環境対応技術を積極的に採用した製品を、ウシオの「スーパーグリーン(SG)製品」として認定しています。SG製品は、「省エネ」「長期使用」「3R設計」「使用材料」「アプリケーション」などで優れた環境配慮がなされたトップランナー製品であるほか、「ウシオ環境ファクター」による数値基準をクリアしたもので、現在は19製品が認定されています。

2012年度の認定製品としては、医療用の特殊ランプやLED光源、その他省エネ・高付加価値の産業プロセス装置など、ウシオ独自の強みが光る製品群に積極的に環境対応が取り込まれることになりました。グループ会社製品での認定も2011年度より着実に増加しました。

2013年度の新たな認定製品としては、LED光源、その他省エネ・高付加価値の産業プロセス装置など、ウシオ独自の強みが光る製品群に積極的に環境対応が取り込まれ、3件の認定がありました。今後は認定基準の見直しも含め、積極的な展開が見込まれています。

スーパーグリーン製品マーク

スーパーグリーン製品の評価項目

SG製品認定の基準は、次の3つの要件で構成されています。

①環境配慮型製品基準で80点以上(環境配慮型製品アセスメント基準に基づく)

②環境ファクター1.5以上 (2000年度を基準年とし、従来製品との比較で計算)

③透明性の確保

環境ファクター

環境ファクターは、対象製品の環境効率/基準年度の同種製品の環境効率で算出しています。また、弊社では製品の環境効率を、製品の価値(性能)/環境負荷量で計算しています。製品の価値とは(出力×寿命)で算出し、環境負荷量は√ [(入力)²+(3R量)²+(化学物質含有量)²]で計算します。

  • *1 出力:ランプであれば必要波長領域における光出力、照度など

  • *2 入力:製品使用時におけるエネルギー使用量

  • *3 3R量:製品の大きさ・重量(使用している資源の量)

  • *4 化学物質含有量:環境リスク物質の含有量 例えば、環境ファクター数値がαの場合、製品の基準年度に対する改善度合いは以下を示します。

  • ・製品の環境負荷が同じなら、性能がα倍にアップ・製品の性能が同じなら、環境負荷が1/αに削減

環境配慮型製品(グリーンプロダクト)の取り組み

ウシオは製品設計において、環境配慮型製品アセスメントを義務付けしています。アセスメントの基準で60点以上をクリアし、環境ファクターの向上などの必要項目を満たした製品を環境配慮型製品(グリーンプロダクト)として認定しています。

第四期環境行動計画の期間内では、第一期環境行動計画の認定数に比べ341%の伸び率となりました。

安全・安心・環境配慮型ソリューション

スーパーグリーンプロダクトの創出といった第四期環境行動計画でのコンセプトを、社会要求の変化を捉えて期中に見直しを行い、新たなコンセプト構築に取り組みました。

さまざまなアプローチで社会対話を進めた結果として、“安全・安心・環境配慮型ソリューション”を掲げることとし、第五期環境行動計画から正式に展開するテーマとすることで合意しました。このコンセプトの中では、環境のみならず、社会貢献が求められる現状の対応要素をコンセプトに含み入れています。

事業活動と環境・社会への貢献の両立が求められる社会要求に対し、コンセプトを固めることでグループでのビジネス開発・販促といった取り組みのベクトルを合わせてまいります。これらを2016年度からの重要課題と捉え、第五期環境行動計画の中で推進していきます。

LCA(ライフサイクルアセスメント)の実施

どんなに工場でのCO2排出量を削減したとしても、作っている製品が実際にお客さまで使用される時に排出するCO2が増えたのでは意味がありません。また、お客さまにとっても使用する製品が省エネ製品であればコスト、環境の両面でメリットが生まれます。そこで、製品・サービスのライフサイクル全体(ゆりかごから墓場まで)の環境負荷の定量化を行ないました。ウシオ電機では、2006年度にLCAのガイドラインを作成し、LCAを実施対応してきました。