グリーンプロダクツ

2016年度は、安全・安心・環境配慮型ソリューションの創出をテーマに、この対象範囲を「製品、開発、サービスを含む全事業領域」へと拡大してまいりました。これは、ウシオがあらゆる場面において社会課題を意識し、培ってきた光技術の応用・展開にて課題に取り組む姿勢を示したものです。今後もウシオは地球規模での医療、健康、環境、エネルギー、水、セキュリティ、食糧などの課題にソリューションを提供し、同時に顧客ニーズに応える付加価値の高い製品とサービスを提供していきます。

第五期環境行動計画(2016~2018年度)2016年度 目標と結果

2016年度目標

目標1:対象ソリューションの創出件数 6件以上

目標2:現行の売上高比率での表現を見直す

取り組み

グリーンプロダクツの創出を加速させる目的で組織のスリム化、意思決定のスピード化、ルールの簡素化、基準の厳格化に取り組んでまいりました

2016年度結果

結果1:スーパーグリーン製品創出件数 12件

結果2:新製品に占めるGP製品比率、SG製品比率を指標とする

課題

1.グループ展開:グリーンプロダクツ活動を国内グループに展開する

2.環境ファクターの見直し:第六期環境行動計画に向け事業環境別の環境ファクターの適切化を検討する

3.新指標の達成:GP製品比率、SG製品比率の向上に向けた改善活動を行う

今後の取り組み

2017年度目標として以下を掲げグリーンプロダクツ、スーパーグリーン製品の取り組みを推進していく
・新製品に占めるGP製品比率:75%以上
・新製品に占めるSG製品比率:10%以上

環境配慮型製品への取り組み

ウシオでは、設計標準に「環境配慮型製品アセスメントマニュアル」を組み込むことで、設計段階より製品が環境に与える影響を事前評価しています。この評価を基に、環境性能を向上させた製品を「環境配慮型製品」として認定しています。さらに環境配慮型製品の中でも優れたもので、既存製品とは一線を画した革新的環境対応技術を採用した製品を「スーパーグリーン製品」として認定しています。

ウシオの環境配慮型製品の体系

スーパーグリーン製品の開発

ウシオは環境配慮型製品の創出に取り組み、ウシオ独自の認定基準に基づき、環境対応技術を積極的に採用した製品を、ウシオの「スーパーグリーン(SG)製品」として認定しています。SG製品は、「省エネ」「長期使用」「3R設計」「使用材料」「アプリケーション」などで優れた環境配慮がなされたトップランナー製品であるほか、「ウシオ環境ファクター」による数値基準をクリアしたもので、現在は31製品が認定されています。

2016年度の認定製品としては、光測定器、紫外線皮膚治療器、LD励起蛍光光源、オゾン燻蒸機、LED光源、インク硬化用UV照射装置など、ウシオ独自の強みが光る製品群に積極的に環境対応が取り込まれることになりました。

スーパーグリーン製品の評価項目

SG製品認定の基準は、次の3つの要件で構成されています。

①環境配慮型製品基準で80点以上(環境配慮型製品アセスメント基準に基づく)

②環境ファクター1.5以上(2000年度を基準年とし、従来製品との比較で計算)

③透明性の確保

環境ファクター

環境ファクターは、対象製品の環境効率/基準年度の同種製品の環境効率で算出しています。また、ウシオでは製品の環境効率を、製品の価値(性能)/環境負荷量で計算しています。製品の価値とは(出力×寿命)で算出し、環境負荷量は√[(入力)²+(3R量)²+(化学物質含有量)²]で計算します。

  • *1 出力:ランプであれば必要波長領域における光出力、照度など

  • *2 入力:製品使用時におけるエネルギー使用量

  • *3 3R量:製品の大きさ・重量(使用している資源の量)

  • *4 化学物質含有量:環境リスク物質の含有量 例えば、環境ファクター数値がαの場合、製品の基準年度に対する改善度合いは以下を示します。

  • ・製品の環境負荷が同じであれば、性能がα倍にアップ・製品の性能が同じであれば、環境負荷が1/αに削減

環境配慮型製品(グリーンプロダクツ)の取り組み

ウシオは製品設計において、環境配慮型製品アセスメントを義務づけしています。環境配慮型製品アセスメントの基準で60点以上をクリアし、環境ファクターの向上などの必要項目を満たした製品を環境配慮型製品(グリーンプロダクツ)として認定しています。

LCA(ライフサイクルアセスメント)の実施

どんなに工場でのCO₂排出量を削減したとしても、作った製品を実際にお客さまが使用されるときに排出するCO₂が増えたのでは意味がありません。また、お客さまにとっても使用する製品が省エネ製品であればコスト、環境の両面でメリットが生まれます。そこで、製品・サービスのライフサイクル全体(ゆりかごから墓場まで)の環境負荷の定量化を行いました。ウシオでは、2006年度にLCAのガイドラインを作成し、LCAを実施対応してきました。