2012年までにスーパーグリーン製品の創出と、製品の環境効率の25%向上を目指し、製品を使用頂くお客さまにとってもメリットのある取り組みを目指します。
スーパーグリーン製品の充実
グループ全体での展開・累積5件以上の認定⇒累積5件の認定
環境効率の向上
主要製品の環境効率15%向上⇒主要製品18製品中10製品で達成
特定材料のリサイクル率の向上
回収システムの確立と再利用しやすい設計の確立、回収実績の把握と2011年度以降の数値目標検討⇒シネマ用クセノンランプの回収システムの確立と回収サービスの実施ウシオ電機では、設計標準に「環境配慮型製品アセスメントマニュアル」を組み込む事で、設計段階より製品が環境に与える影響を事前評価しています。この評価をもとに、環境性能を向上させた製品を「環境配慮型製品」として認定しています。さらに環境配慮型製品の中でも優れたもので、既存製品とは一線を画した革新的環境対応技術を採用した製品を「スーパーグリーン製品(以下SG 製品と言う)」として認定しています。
スーパーグリーン製品に認定されるためには、「省エネ」「長期使用」「3R設計」「使用材料」「アプリケーション」などで優れた環境配慮がなされたトップランナー製品であることはもちろんですが、2009年度に世の中の動向に合わせて認定基準の見直しを行ない、新たにウシオ環境ファクター*を使って数値による基準の明確化を図りました。2011年3月現在で、グループで5件のスーパーグリーン製品が認定され、2011年度中に新たに5製品が認定される予定です。
スーパーグリーン製品マーク
スーパーグリーン製品認定の基準は、次の3つの要件で構成されています。
①環境配慮型製品基準で80点以上(環境配慮型製品アセスメント基準に基づく)
②環境ファクター1.5以上 (2000年度を基準年とし、従来製品との比較で計算)
③透明性の確保環境ファクターは、『対象製品の環境効率』/『基準年度の同種製品の環境効率』で算出しています。
また、弊社では製品の環境効率を、『製品の価値(性能)』 / 『環境負荷量』で計算しています。
製品の価値とは(出力×寿命)で算出し、環境負荷量は√ [(入力)²+(3R量)²+(化学物質含有量)²]で計算します。
*1 出力:ランプであれば必要波長領域における光出力、照度など
*2 入力:製品使用時におけるエネルギー使用量
*3 3R量:製品の大きさ・重量(使用している資源の量)
*4 化学物質含有量:環境リスク物質の含有量
たとえば、環境ファクター数値がαの場合、製品の基準年度に対する改善度合いは以下を示します。
・製品の環境負荷が同じなら、性能がα倍にアップ
・製品の性能が同じなら、環境負荷が1/αに削減どんなに工場でのCO2排出量を削減したとしても、作っている製品が実際にお客さまで使用される時に排出するCO2が増えたのでは意味がありません。また、お客さまにとっても使用する製品が省エネ製品であればコスト、環境の両面でメリットが生まれます。そこで、製品・サービスのライフサイクル全体(ゆりかごから墓場まで)の環境負荷の定量化を行いました。ウシオ電機では、2006年度にLCAのガイドラインを作成し、LCAを実施対応してきました。2009年度にはランプ主要製品の100%でLCA実施を達成。今後は装置類にもLCAの取り組みを拡大し、お客さまのニーズに応えられるよう取り組んでいきます。
2011年度はスーパーグリーン製品を認定するだけでなく、その周知活動や活用まで考えた取り組みを行なっていきます。
① スーパーグリーン製品の認定(グループ累積10件)
② スーパーグリーン製品の仕組みのグループ会社への展開
③ 主要製品の環境効率2000年度比20%向上
④ 環境配慮型製品の販売貢献度の見える化とそれによる各部門の意識づけ