お客さまとともに

お客さまは誰かを考え、「あたり前品質」の上を行く「魅力的品質」を備えた製品・サービスの提供を目指します。

中高生の研究を支援

2016年10月より、研究・開発に挑戦する中学生・高校生の学会「サイエンスキャッスル」(主催:株式会社リバネス)に協賛し、中高生の研究チームにパーソナル吸光度計「PiCOSCOPE®(以下、ピコスコープ)」を教材として無償で提供すると共に、研究費の助成と活動のサポートを開始しました。また大学が主催する高校生を対象とした実験講座でも、教材としてピコスコープを採用いただいています。
今後も製品・ビジネスを通じて、中高生の研究活動のレベルアップや理科教育の裾野を広げ、ひいては理系の人材育成に貢献します。

吸光度計PiCOSCOPE® ピコスコープ 製品特設サイトはこちらをご覧ください
サイエンスキャッスルの協賛について詳しくはこちらをご覧ください

ピコスコープを使った大学での実験の様子

日本女子大学 理学部 物質生物科学科 分析科学研究室 佐藤香枝先生主催による文京学院大学女子高等学校向けの実験講座にて

大阪産業大学 デザイン工学部 環境理工学科 高浪龍平先生による大阪府立枚方高等学校での模擬授業にて

製品を通じた世の中への貢献

産業用光源メーカーとしてスタートしたウシオは、時代の要求に応じた製品展開を推進しています。近年では企業の社会的責任を果たすためのテーマとして、本業を通じた社会貢献を掲げており、様々な分野における課題を光のアプリケーションによって解決する製品を積極的に投入しています。

2014年3月期は、製品開発段階より環境アセスメントを実施したスーパーグリーン製品の範囲を大きく広げ、製品の性能を一新する取り組みを強化しています。ウシオは、これまで培ってきた光技術を応用・展開することで、地球規模での医療、健康、環境、エネルギー、水、セキュリティ、食糧などの課題にソリューションを提供し、同時に顧客ニーズに応える付加価値の高い製品とサービスを提供していきます。

なお、スーパーグリーン製品などの取り組みに関しての詳細はこちらをご覧下さい。

社会課題を解決する製品

バイオメディカル、QOL改善に関わる製品展開

バイオメディカル事業部の製品は、紫外線を使用して皮膚病の治療を行う「セラビームUV308」からスタートしました。その後、法令に定められたさまざまな許認可を取得し、医療機器から体外診断用医薬品へと事業領域を拡大しています。

さらに、グループ企業および検査会社と共同で、患者数が増加の一途をたどる大腸がんと糖尿病の罹患リスクを早期に血液で判定する検査事業を開始しました。病気の進行を抑制する予防医療につながるリスク検査事業は、QOLの向上と医療費の削減に貢献するものとして期待されています。

ジーベックスのお客さま復旧支援の取り組み

2011年3月11日に発生した東日本大震災では、お客さまである映画館においても大きな被害が出ました。すぐに営業・技術で手分けして状況の情報収集とお客さまの復旧作業にあたりましたが、電話も簡単にはつながらず、地震発生から1週間以上経ってようやく連絡が取れたお客さまもいらっしゃいました。

震災直後の一時的なガソリンの不足などにより車を使用することもできない中、なんとか限られた交通手段を利用し、通常の何倍もかけて現場にたどり着くといった日々。時には宿泊場所と作業現場を毎日50~100kmも移動しての作業となることもありました。地域によっては電気の供給が途絶えたままで、余震も収まらない中、社員の安全を確保しながら数百kgもある装備をひとつひとつ片付けていくという作業は大変な困難を伴いました。仕事として復旧作業にあたったとはいえ、「震災により苦しく、我慢の生活が続く中で、一日でも早く地元の人に映画を見せて笑顔を取り戻したい」というお客さまの使命感が現場の人間を突き動かしたといいます。その甲斐あって、2011年7月頃には被災地の多くの映画館で上映が再開され、たくさんの地元の皆さんに活力を与える一助となりました。

顧客満足への取り組み

カスタマーサービスセンターの取り組み

カスタマーサービスセンターでは、お客様の視点に立ち、タイムリーな安全・安心の提供とともに、お客様から常に頼りにされる存在であるために、さまざまな取り組みを続けています。

近年では、ウシオの装置製品の最終ユーザーが世界中に拡がっている背景もあり、米国、中国、台湾、韓国拠点との緊密な連携を行っています。そして現地でのサービス体制強化を進めつつ、サービス商品の充実を図り、お客様が求める価値を提供し続け、顧客満足度の向上を追求してまいります。

光のトリセツ

これまで、ウシオ電機が製造・販売している製品を紹介するカタログはありましたが、お客さまの目的から製品を選べるような製品カタログはありませんでした。そこで、光の機能をよく知らないお客さまにも光の機能を分かりやすく説明し、悩みを気軽にご相談いただけるようにという目的で「光のトリセツ」を作成しました。同時に、播磨事業所に共同実験室「UshioTechono-Lab」を整備し、お客様のボトルネック解消に役立てていただけるようにしています。
「光のトリセツ」はホームページ上からご請求いただけます。

ランプ取り扱いマニュアル

ウシオグループの扱う光源は非常に特殊なものであり、取り扱いには専門的な知識が必要なものも少なくありません。一方、実際に現場でランプをご使用いただく方が必ずしも専門知識を持ち合わせているわけではありません。そのため、これまで製品の使用方法について、お客さまから数多くのお問い合わせをいただいていました。例えば、シネマプロジェクタ用のクセノンランプについて、専用の取扱説明書を作成し、日本全国の映画館に配布。ランプの構造や各部位の働き、持ち運びから廃棄に至るまでの取り扱いやトラブルシューティングなどについて、ランプを初めて取扱う方でも分かるように写真入りで解説しています。また、ご要望に応じて担当者が現場を訪問し、勉強会を行なっています。

ITを活用したビジネスモデルの創造に向けて

2016年度より、IT部門の組織変革を行いました。これまでの、社内システムIT運用やセキュリティー、教育といった分野に、ビジネスに貢献するプラットフォームの整備および新たなビジネスモデルへの適応、社内の業務プロセス改革によるイノベーション推進などの役割が加わり、一段と強化された組織に再編されました。

従来のビジネスモデルに対する新たな付加価値として、ITソリューションを加味した自動化などを意識し、IoTのビジネスおよび、製造拠点を持つお客様における生産性や品質の向上にも寄与するソリューションの創出を目指した検討を開始しました。

BCPへの取り組みについて

ウシオの各種産業用光源は非常に高い市場シェアを有するものが多く、お客様に対する製品の安定供給に大きな責任があるため、BCP(Business Continuity Plan: 事業継続計画)の積極的な推進を行っています。

2012年4月より全社的組織の「BCP委員会」を立ち上げ、災害発生時の減災および復旧の迅速化や他拠点との連携の仕組みなどの構築の取り組みをはじめ、主要拠点(光源事業)の事業継続計画書を先行して策定しました。

2014年4月には、当社全拠点を含めた全社統合版の「ウシオ電機BCP(事業継続計画書)」を策定しています。策定されたBCPでは、労務、資金調達、広報などの各役割に応じた組織体制が規定されており、定期訓練や演習により、体制や対応の見直しを継続しています。また、研修会を通じて、広い職務階層へのBCP活動の周知を実施しています。今後はさらなる他リスク(自然災害および人為的インシデントなど)への対応やグループへの展開を課題として取り組みます。