お取引先さまとは、お互いの立場と権利を尊重しながら、共存共栄の為に何をすればよいかを一緒に考え行動していく取り組みを行なっています。
企業間の自由にして公正な競争は、社会の活力ある発展の源であると考えています。お取引先さまとの関係は、共存・共栄の考えのもとに、常にお取引先さまの立場と権利を尊重し、関係する法令、社会規範を遵守し、健全な商習慣に則った取引を行なっています。調達活動は、所定の教育・指導を受けた調達部門の担当者が行ないます。新規取引に際しては、品質、コスト、納期および環境対応力などを客観的な判断に基づき決定し、公平・公正な取引を行ないます。
また東日本大震災を受けて、リスク分析を事前に実施し、リスク対応時の手順の整備、2次・3次お取引さまも含めた材料の供給・生産拠点・輸送ルートなどの情報整備を中心に、部材におけるBCM(事業継続マネジメント)の見直し強化を進めています。
よい製品やよいサービスを通じて世の中に貢献していくためには、お取引先の皆さまの協力が必要不可欠です。CSR調達を行なう事により、ウシオ、お取引先さま、社会のそれぞれが共存し続ける関係を構築していくことを目指しています。2011年度にはサプライヤーへのCSR調査を実施し、分析を行なってまいります。また、デューデリジェンスの取り組みの一環として部材における紛争鉱物の使用状況の調査にも着手しました。
御殿場事業所では、調達業務に関わる社員全員が下請法に関わるセミナーを受講し、下請法に対する理解を深めるようにしています。また、「お取引先さまと一緒に考え、行動する」ことを重視し、納期遅延や品質に関わるトラブルが発生した際にも、ともに原因を考え対策を練る取り組みを行なっています。
この結果、請け納期遅れ率改善及び不適合率の低減の取り組みについて、2009年度目標を達成しました。そのほか、お取引先さまと一体となった活動を行なっていくため、「エコアクション21(EA21)」の取得支援活動や、仕入先懇談会でお互いの意識の共有を図るなど、共存共栄の関係を構築するための取り組みを行なっています。
播磨事業所では、部品材料の海外からの調達や海外製造拠点への供給など、海外との取引の増加に伴い、貿易業務を業務部に集約し、 安全保障やEARなど多様化する海外取引に関する法規制を専門的に習得し、適切に対応できるようにいたしました。
また、調達に関わる者に対し「下請法」「環境規制」ならびに「外為法」などについての教育プログラムを実施し、法規則が確実に遵守できるよう進めています。
さらに、海外拠点のお客さまからの環境についてのご要求やお問い合わせに対し、迅速に適切に対応が図れるよう、播磨事業所と海外拠点で共同チームを組織し、環境対応のレベル向上を行っています。
お取引先さまと共存・共栄の関係を築くために、2006年度から「エコアクション21(EA21)」の説明会を開催しています。2009年度からはEA21説明会を拡大・発展させ、EA21認証取得講座を開催しています。この結果、2010年度はウシオ電機 御殿場事業所での認定お取引さまのEMS取得率目標60%に対し、63.9%の実績となりました。2011年度は70%以上の認定お取引先さまにEMSを取得していただく事を目標として取り組んでいきます。また、ウシオ電機 播磨事業所でも数多くの企業に参加していただいており、2010年度も新たにEA21の認証を取得いただいたお取引先さまがいらっしゃいます。
ウシオ電機では、資材の購買活動の指針として「グリーン調達基準」を制定し、ホームページで公開しています。RoHS指令をはじめとした各国の法規制に対応するとともに、独自の環境影響化学物質を規定し、製品含有化学物質に関する内外の要求に応えています。グリーン調達基準では、さらに基準を遵守するための体制を自己評価する評価表を付すとともに、環境マネジメントシステム(EMS)の構築をお取引先さまにお願いしています。また2008年3月よりJAMPにも参加し、業界全体の仕組みづくりに加わっています。
ウシオの「グリーン調達基準」の改訂にともない、2010年6月にウシオ電機 播磨事業所にてお取引先さまへの「ウシオグリーン調達基準改訂説明会」を開催しました。グリーン調達基準の改訂内容の説明をはじめ、REACH規則など環境規制の最新動向、ウシオ電機の環境やCSRに対する取り組みなどの説明を行ないました。また2010年11月以降、2011年3月まで17回にわたってJAMP/AISフォーマットの記入説明会も実施してきました。2011年4月以降も説明会を継続し、含有化学物質調査に関するお取引先さまの疑問を解消できるように取り組んでいます。ウシオ電機の現状と活動内容をご理解いただくことで、お取引先さまとのより一層の関係強化を図っていきます。
グリーン調達説明会の実施