品質向上への取り組み

品質方針

ウシオでは、企業理念を基に、全社統一の品質方針を制定し、品質の向上に力を入れています。

基本理念と行動指針

品質マネジメントシステムと体制

ウシオでは、企業理念のもと品質方針を定め、代表取締役社長を責任者として、本部、事業部のそれぞれに品質責任者を配置しています。そして、品質マネジメントシステムISO9001の運用を通じて、継続的な品質改善に取り組んでいます。

体制図

体制図

具体的な活動

品質保証部門の取り組み

ウシオ電機において懸案事項となっている品質マネジメントシステムの効率化およびスピード化に向けて、2015年度から新たに活動をスタートさせました。ISO9001の要求事項をクリアした上で、お客様の要望にスピーディーに対応できる仕組みを維持させ、ルールのための活動になってしまわないよう現場に根ざした抜本的改革を目指し、より高い顧客満足度につなげていきます。

事業部ごとに設置されている品質保証部門同士の連携により、事業部の品質維持ノウハウの“良い所取り”が進んでいます。また、ライフサイエンス事業では、法令の要求に基づく品質マネジメントシステムを確立させています。

海外生産関連会社やグループ会社との連携を従来以上に推進することにより、ウシオグループ全体の品質保証レベルの向上に取り組んでいます。

UPS(USHIO Production System)

ウシオ電機播磨事業所では、2011年度から独自の新しい生産方式の確立を目指し、UPS(USHIO Production System)と呼ばれる取り組みを開始しました。事業環境の激しい変化の中でどのような環境にあっても高品質な製品を効率よく提供するため、これまでのやり方を踏襲し決められた枠の中で改善を積み重ねるのではなく、従来から培ってきた改善活動(UPS、TPM、TQC)を統合し、多角的視点から改善を進めています。

マンガの活用によるグループワイドな品質啓発

私たちの主力製品であり、多くのお客様に近い場面で使用される映写機用、プロジェクター用、照明用などのランプは、その多くが海外を含めたさまざまな拠点で生産されています。こうした製品に万が一不具合が発生してしまった際のお客さまへの影響は計り知れず、十分な注意が必要です。

そこで光源事業部では、2015年度に、映写機向けのランプでトラブルが発生するという想定のストーリーの啓発マンガ冊子「Quality First」を発行しました。生産に携わる従業員のちょっとしたミスなどが最終需要者を含む多くのお客様に及ぼす影響への理解を促し、啓発を図るツールとして活用しています。

英語および中国語への翻訳版も発行しており、海外拠点に拡がる多くの当社製品の品質関係者への啓発も進めています。すべての製品において安定的に高い品質を維持し、より高いお客様満足度への貢献につなげていきます。

お客様アンケートの実施(播磨事業所)

播磨事業所ではビジネスユニットごとに、品質保証部署が主管となって、お客様アンケートの実施やお客様との品質会議、訪問による情報交換などを通じて、お客様満足度情報の収集と分析を行い、品質の向上を図っています。

特にお客様へのアンケートは毎年実施し、「昨年より良くなっているかどうか」を数値化して比較し、さらなる改善のために活かしています。

品質管理データベースの作成(御殿場事業所)

御殿場事業所で製造している製品は、部品点数が1,000点を超えるものが少なくなく、管理しなければならない品質管理項目は膨大になります。そのため過去の不具合をデータベース化し、管理項目をTODOリスト化したり、技術マニュアル内に不具合情報を掲載したりして、情報を共有できるようにしています。

また、工程においてもワーキンググループをつくり、情報を共有することで品質向上に役立てるよう取り組んでいます。