中高生向けに研究支援を実施

ウシオ電機株式会社（本社：東京都、代表取締役社長 浜島 健爾、以下 ウシオ）は、研究・開発に挑戦する中学生・高校生の学会「サイエンスキャッスル^※」（主催：株式会社リバネス）に協賛し、中高生の研究チーム（5チーム）に、自社のパーソナル吸光度計「PiCOSCOPE^®（以下、ピコスコープ）」を教材として無償提供するほか、研究費の助成と活動のサポートを行なうこととなりましたのでお知らせいたします。

従来、吸光度計は、据え置き型かつ高額なものが多く、中学・高校の研究活動での使用においては導入が困難でした。それに対しウシオは、持ち運びが可能でコンパクトで低価格かつアイデア次第で、タンパク質やアミノ酸、鉄分など、さまざまな測定が可能な吸光度計「ピコスコープ」を昨年から販売開始しており、現在、主に大学や研究機関の研究者の測定環境の改善に貢献しています。
今回の支援は、その裾野を中高生にも広げることで、科学への興味関心やデータを活用した理論的な思考力・表現力を養うことで、理系の人材育成に貢献することを目的としています。

「企業市民としてCSR活動は当然取り組むべき課題であり、全ての活動の土台であると考えています。ピコスコープによって、手軽に吸光度測定が行われることで、中高生の興味を喚起し、研究活動のレベルアップや理科教育の裾野を広げることにつながればと思っています （ウシオ 執行役員 内藤 宏治）」。

ウシオは今後も、製品・サービスを通じた社会貢献をグローバルに推進し、CSR活動に積極的に取り組んでまいります。

※日本最大級の中高生のための学会。現在、民間企業、大学、研究者の学会が応援する、日本最大級の学会に成長しているほか、研究費や相談窓口、キャッスルゼミなどといった、中高生の日々の研究を加速する取り組みも始まっており、未来を担う研究者の登竜門として、多くの中高生が巣立つ場となっています。
 

■サイエンスキャッスル 採択校はこちらをご覧ください（外部サイト）

■吸光度計 PiCOSCOPE ピコスコープ 製品特設サイトはこちらをご覧ください。

■ピコスコープ本体とピコスコープを使った大学での実験の様子
（日本女子大学 理学部 物質生物科学科 分析化学研究室 佐藤香枝先生、文京学院大学女子高等学校）