UV印刷でもコスト削減したい【課題編】

  • 硬化・接着
  • 印刷

UV印刷のスピードとクオリティを維持しながら、
電気代80%削減を実現した方法とは?

業種:シールラベル印刷業 E社
部署:設備部門

背景

 

シールラベルのUV印刷を専門とするE社は、大手得意先からの厳しい値下げ要求を受け、コストダウンの手段を模索していた。

課題

 

ランニングコスト削減のボトルネックは、UVランプの消費電力

 

印刷単価が下落する中、どうにか利益を確保するために、E社ではありとあらゆる手を尽くしてコストダウンに取り組んできました。上層部からさらなるコスト削減を指示された設備部門のH氏は、以前にも何度か同様の指示を受けています。その際は、生産管理方式の変更により在庫を圧縮したり、材料も一から見直したりという試みにより応えてきていました。しかし、現状ではこれ以上のコストダウンは不可能だと判断せざるを得ない状況でした。

限界を感じながらも、どうにかできないか必死に考えたH氏は、ランニングコストに目を向けました。

「印刷機のランニングコストの大半を占めているのが電力でした。その中でも、UVランプが非常に大きな電力を消費していたのです。しかし、インクを硬化させるために不可欠なものなので、容易く削減できるものではありませんでした」と、H氏は振り返ります。 印刷物のクオリティを維持しながら消費電力を削減する方法はないか、H氏は情報を集めました。

課題のポイント

コストダウンの手段が見つからない

ランニングコストの大半をUVランプの消費電力が占めている