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グロー放電

【英語名】 glow discharge

【読み方】 ぐろーほうでん


解説

グロー放電とは、陰極からの二次電子放出が、熱電子放出より一層大きい放電のこと。
アーク放電に比べ陰極降下が大きく、また陰極における電流密度がより小さいことを特徴とする。


グロー放電の電位と発光


低圧ガス放電(1~104Pa程度の圧力)での冷陰極直流放電を例に説明する。
電極間の放電の電位分布と発光強度の分布、各部の名称を上図に示す。
この放電では原子間の相互作用が少ないために線スペクトルが放射される。
陰極側からアストン暗部、陰極グロー、クルックス暗部、負グロー、ファラデー暗部、陽光柱、陽極へと続く。
負グロー部は最も輝度が高い部分であり、ここでは大きな陰極降下電圧で電子が加速され、原子と衝突し、励起された原子が発光しており、高いエネルギー準位のスペクトル線が相対的に強く存在する。
ファラデー暗部では励起も電離も少なく光放射は最も弱い。
陽光柱では低圧放電では電子温度は104~105K程度になり、ここでは低いエネルギー準位のスペクトル線ほど強く表れる。


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