光源

light source こうげん

解説

光源とは、エネルギーの変換により発生したを放出する表面または物体のこと。
光を発生するものの総称で、太陽、火なども含まれるが、一般に人工的に光を発生するものを言う。

※照明用光源の歴史は、火の明かりの利用が最も古く、焚き火、松明、油灯、ロウソク、石油ランプ、ガス灯へと発展した。一方、電気による明かりの利用は、アーク灯(日本では1878年3月25日に初点灯され、のちに「電気記念日」となる)、炭素電球(1879年10月21日、エジソンが実用炭素電球を発明、この日を日本では1981年に「あかりの日」と制定)、線引きタングステン電球(1908年)、水銀ランプ(1931年頃)、蛍光ランプ(1959年)、ハロゲン電球(1959年)、メタルハライドランプ(1963年)、高圧ナトリウムランプ(1963年)へと発展し、近年ではLEDELなども登場している。
( )の年号は発明年または実用化年

人口光源の分類

燃焼光源 油灯(石油、植物油、動物油)
蝋燭、アセチレン灯
ガス灯
ケミカルフラッシュランプ
白熱電球 白熱電球(一般照明用、赤外線用)
ハロゲンランプ(一般照明用、赤外線用)
放電ランプ 低圧
放電ランプ
有電極形 アーク放電形 低圧水銀ランプ 蛍光ランプ
冷陰極蛍光ランプ
低圧水銀ランプ
低圧ナトリウムランプ
グロー放電形 蛍光サイン
ネオンサイン
ネオンランプ
無電極形 誘導結合形 無電極蛍光ランプ、誘電体バリア形エキシマランプ
容量結合形 外部電極蛍光ランプ(EEFL)
高圧
放電ランプ
有電極形 アーク放電形 カーボンアークランプ
高圧水銀ランプ
高圧蛍光水銀ランプ
メタルハライドランプ ショートアーク形
ロングアーク形
超高圧水銀ランプ ショートアーク形
ロングアーク形 キャピラリーランプ
キセノンランプ ショートアーク形
ロングアーク形
フラッシュランプ
高圧ナトリウムランプ
無電極ランプ 容量結合形 誘電体バリア形エキシマランプ
外部電極形希ガス蛍光ランプ
マイクロ波励起形 マイクロ波励起形ランプ
エレクトロ・
ルミネッセンス
狭義のEL:無機EL、有機EL
発光ダイオード(LED):LED:OLED
レーザ 固体レーザ
半導体レーザ
色素レーザ(液体)
気体レーザ(エキシマレーザ、分子レーザ、イオンレーザ)
ケミカルランプ
(液体)