DLP

Digital Light Processing でぃーえるぴー

解説

DLPとは、Texas Instruments社(TI社)が開発したDMDを用いた映像表示システムのこと。デジタルプロジェクタに多く採用されている。
DLPはTI社の登録商標。(1987年登録)
DMDを参照。

DLPは、開発以降、液晶を用いた映像表示システムとシェアを争っていたが、デジタルシネマプロジェクタにおいて、2004年に47%、2011年に90%超のシェアを獲得し、世界の映画館の半数以上がDLPに移行している。

※2000年3月、フィルム式のシネマプロジェクタで45%の世界シェアを持つ米国のプロジェクタメーカーChristie Digital Systems社(CDS社)は、業界に先駆けて、TI社とDLP供給契約を締結。未来型といわれていたデジタルシネマプロジェクタの開発を本格化し、同年、第1号をリリースした。CDS社は、フィルム式のシネマプロジェクタと同様に、デジタルシネマプロジェクタにおいても、その映写技術と信頼性が高く評価され、2012年には70%の世界シェアを獲得している。