Understanding culture beyond

language and Valuing a shared mission

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RECRUITING

海外勤務になった経緯

“日本と海外をつなぐ仕事”に
学生時代から憧れて

これまでシネマXL関連事業の営業として海外出張に行くたび、市場や経済の動きに対する現地法人社員のアンテナ感度の高さや、反応スピードの速さに刺激と感銘を受けていました。入社5年目頃から「将来的には海外で勤務してみたい」という希望を上司や人事に表明し、ありがたいことにそれを汲んでいただき現地法人への駐在が決まりました。
実は法学専攻だった大学時代から語学や文化研究に興味があり、日本と海外をつなぐ仕事をすることが夢でした。ウシオ電機を志望したのも、海外展開に積極的なものづくり企業だったからです。

現地の仕事内容

文化の差を埋める橋渡し役として
現地展開をサポート

シネマ用ランプとエレクトロニクス市場向けランプについて、マーケティングと北南米市場での販売支援を担当しています。日本本社で全体的なグローバル戦略を立てた後、各地域の現地法人で最適化しながら実行していくのですが、私は市場や顧客の動向を見ながら、適切にサプライチェーンが回るように世界中の各部門とあらゆる調整を行っています。
そうした担当業務に加えて、日本本社の動きや方針を現地社員が理解できるように説明したり、逆に現地法人がどんな要望を持っているのかを本社に伝えたりする場面もあります。言語の通訳を超えた、文化的な橋渡し役を果たしていると感じることも多いです。

海外で学んだこと

言語や文化が違うからこそ
“軸”の共有が非常に重要

米国は「誰が・どんな業務を・どんな責任範疇で行うのか」という職務分掌の意識がとても強いビジネス文化です。日本人はその感覚が疎いため、業務依頼をする際にトラブルになるケースを目にすることも。組織貢献への価値観も個人によって異なるため、業務内容やKPIなどを厳密に言語化して共有する必要があると感じます。
その反面、コアとなるミッションやゴールについて意識を合わせられたら、おのずと行き着く答えは近いものになります。営業的な例でいうと、「お客様のために我々は何をすべきなのか」という軸を同じレベルで持つことができれば、日本人同士で仕事をするよりもずっとやりやすく感じるケースが何度もありました。

これからの目標

一人何役もこなせる
柔軟な駐在員を目指して

グローバル事業を運営するうえでは、現地の実態との乖離が原因で非効率が発生することが多々あります。現地の声を日本側にわかりやすい形で発信することで、より本質的な価値と実効性のある改善につなげ、各地域の特性に合ったインフラの整備と事業運営体制の構築を実現させたいと考えています。
また、現地駐在員の方の中には、一人で経営・マーケティング・人事など複数業務をこなす方がたくさんいらっしゃいます。私も経営的な知見や幅広いスキル、そして柔軟性を身につけ、今後もグローバルな事業運営に携わり続けていきたいです。

アメリカでの休日

多様性のあるカルフォルニアで
世界旅行気分!

コロナ禍中での海外赴任、息抜きになっているのは週末のスーパーマーケット巡りです。カリフォルニアは世界各国から人が集まっているので、日系、韓国系、中華系、中東系、南米系など多様なスーパーマーケットがあります。新しいお店を開拓しながら各地の食材などを入手し、家で料理をしてはプチ世界旅行気分を楽しんでいます。
週末には公園の芝生でヨガ。青空と気持ちの良い空気の中で体を伸ばせるのは、南カリフォルニアならではの最高の贅沢です。