Interview

社員紹介

頼り、頼られる関係づくりが

仕事の可能性を広げる

社員紹介 K.Sさん
SCROLL
RECRUITING

技術系

システムソリューション事業部
光プロセス GBU
設計技術第一部 機構設計課

K.Sさん

2020年入社
工学研究科 建築学専攻

学生時代の専攻・研究内容

物理や数学といった理系的側面と、美術や哲学など文化的側面を併せ持つところに惹かれ、大学は建築学部へ。室内の照明環境に関する研究を専攻し、グループワークや集中した作業をする際どういった照明が適しているか検証を行っていました。在学中、京都市内の建物をライトアップするプロジェクトに参加したのですが、そこで照明器具を提供していたのがウシオ電機。でも当時はまだ、まさか自分がウシオ電機に就職するとは思っていませんでした。

THEME
01

入社を
決めた理由

仕事内容も自分の時間も
大切にしたいから

大学で照明や色に関する研究をしていたので、光に関する仕事に興味がありました。その中でもウシオ電機は、光を通じてやれることの幅広さがあり、いろいろな挑戦ができそうな印象を持ちました。
それに加えて私が重視したのが、プライベートを大切にできる職場であることです。その点ウシオ電機は、福利厚生の制度も整っており、社員の方々の雰囲気からも安心感がありました。就活中はプライベートのことまでなかなか意識が回らないかもしれませんが、自分が「何を大切に生きていきたいか」を考えて就職先を選ぶのはとても大事なことだと思います。

THEME
02

現在の
仕事内容

メカの設計に必要なのは
知識だけじゃない「情報伝達スキル」

私が担当しているのは露光装置(UX-4)の機構設計です。装置を使うクライアントによってウエハの形状や素材が異なるため、それぞれに最適な機構を考えてCADでモデル化します。入社前はCADの基本知識があったくらいで、設計や詳しい使い方は業務をしながら徐々に覚えていきましたが、難しさより“新しいことができる楽しさ”のほうが大きかったですね。
メカの仕事をしていると、情報を伝えるスキルの大切さを痛感します。自分が考えた設計根拠を社内外の人に説明する機会がたくさんあり、うまく伝わらないとスムーズに製造へ進めないことも。設計内容を伝えるだけでなく、その背景にある意志や思想を共有することも重要です。結論から述べる、絵や図を積極的に使う、ゆっくり話す……月並みなことですが、こうした基本をしっかり意識したコミュニケーションに努めています。

THEME
03

やりがいと
今後の目標

規模の大きな案件を経て
より幅広い知識とつながりを得た

これまでで一番印象深かった仕事は、ウシオ電機で使用するレンズ輸送装置の設計です。レンズは重量が1トンほどもあるので、普段私が扱っているウエハに比べ装置も巨大。関わる人の数も多く、これまでやったことのない規模感の案件だったのでとても達成感がありました。技術的な成長はもちろんですが、社内に“頼れる知り合い”が増えたことも大きな収穫です。仕事では必ず人に頼らざるをえない状況があるので、そういったときに頼りやすい・頼られやすい関係性を構築しておくことがとても大事なので。
入社して3年、これまでメカ設計についてひたすら勉強してきましたが、これからはプログラミングや電気方面の知識もつけていきたいです。専門外の知識を吸収し、さまざまな人の力を借りながら、各方面に深い理解を持つメカ設計者になれたらと思っています。

光のおもしろさ

求められる解像度に、
いかに技術で応えていくか。

露光機に求められる解像力は、昨今どんどん高くなっています。それを実現するにはどのような技術的課題があって、どのように解決していけばいいのか。日々進化する露光機の技術には、常に注目をしています。

ある1週間の
スケジュール

オフの過ごし方

MON
タスクの整理
担当案件のスケジュールを確認し、何をいつまでにやるのかを決定します。それから自分のタスクを整理し、優先順位をつけてから業務に着手。
TUE
設計デザイン
レビュー
設計構想を部門外の方に説明し、フィードバックをいただく「デザインレビュー」を行います。どんな課題・問題があるかを洗い出し、修正していきます。
WED
クライアント
打ち合わせ
お客様とのやりとりは基本的に営業・システム担当が行いますが、技術的な話をする必要がある場合は同席することも。社内での打ち合わせとは違う緊張感があります。
THU
週次確認会
装置の組立・検査中におきた問題点を共有するための確認会を行い、設計の見直しや部品手配などの問題点に対応します。また、新規案件の装置仕様について営業・システム担当から聞き取り、それをもとに材料費・工数を見積もります。
FRI
搬送実験
デモ機を使って、お客様から送られてきたさまざま種類のワークの搬送実験を行います。実験後、レポートをまとめて共有・保管します。

昔から服が好きで、服の何が好きなんだろうと考えたら「生地」だなと。それで、織機と撚糸機を買って、自宅で布を織ったり糸を撚ったり、縫製して小物を作ったりしています。ちょっとめずらしい趣味ですよね(笑)。ミシンや自動織機はメカとしての技術も高度なので、仕事柄そっちにも興味があります。