営業・管理系
学生時代の専攻・研究内容
中学校で外国人の先生と会話した時、「英語が話せたらいろんな国の人と通じ合えるんだ!」と感動を覚えました。それから英語が好きになり、大学では英語を活かした勉強をしようと国際政治を専攻。2005年のロンドン同時爆破テロをきっかけに現地へ飛び、インタビューなどを行って、事件の背景にある移民問題や宗教対立を研究しました。短い滞在でしたが、その場の空気を体感するかしないかでは、分かることが随分違うと実感しました。
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01
決めた理由

愛する自社の製品を通じ、
社会に貢献していきたくて
それまで英語や国際政治を勉強してきたので、働くなら多様な地域で事業を展開している会社がいいなと考えていました。商社も検討しましたが、メーカーを選んだのは愛着のある自社製品を通じて社会に役立てると考えたから。なかでもウシオ電機は、社員の方の会社説明を聞くだけでも「製品が好きなんだな」と伝わってきました。
文系出身ですが、実は報道ジャーナリストに憧れていたのでカメラに詳しく、趣味でアマチュア無線の免許も持っているなど、広義の意味では光技術と趣味との間に共通項がたくさんありました。
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02
仕事内容

新しい技術や製品をどう売るか
対話を軸に模索を繰り返す
入社時から営業職として、露光用ランプをはじめさまざまな製品を担当していきました。業務によって向き不向きはありましたが、一貫して評価されてきたのは対人コミュニケーション。その力を活かし、次第に新規事業開発にも携わるようになりました。R&Dが開発した技術にどんな用途があるか、仮説を実証する仕事です。食品業界にチャンスがあると考えたら、実際に業界の人と会って話を聞く。だめなら今度は別の業界へ。多様な人との対話を大切にする自分には、とてもワクワクする仕事です。
いくつかプロジェクトがありましたが、販売まで漕ぎ着けたのは「Care222」という紫外線除菌装置。今はこの製品を東南アジアや中東で売るために、現地法人のバックオフィスとしてサポートにあたっています。言語はもちろん、文化や衛生感にも違いがあるため、どんな売り方をすれば現地市場に響くのか模索の連続。ちょうど今朝もオンラインでインドのスタッフと打ち合わせをし、苦戦していたところです(笑)。
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03
今後の目標

インフラのように広く役立つ製品を
世界の人々に届けていけたら
ウシオ電機の製品は多くが法人様へ購入頂いているため、私たちの暮らしや社会課題にどう貢献できているか、目に見えづらいかもしれません。しかし抗ウィルスや除菌作用のある「Care222」は、誰にどう役立つのかがわかりやすく、この製品を世界に広めることには非常にやりがいを感じています。
私の大きな夢は、世代や貧富の差を問わず使っていただける、社会インフラのような製品を世界に提供していくこと。文化や業界の違いを超え、製品や技術の良さを伝え、人々とウシオ電機をつなぐ。それが、私の役割なのだと思います。
光のおもしろさ
「知らなかった!」と
驚いてもらえる瞬間がたくさんある
私たちが「光」と呼ぶ範囲はとても広く、目に見えるものから見えない作用までさまざま。こんな価値もあるよと市場に投げかけると、「知らなかった!」と反応されることが多く、人々の認識と実際の光の効果や作用の間に大きなギャップがあることにおもしろさを感じますね。

ある1週間の
スケジュール
オフの過ごし方
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代理店契約書の
内容確認 - 販売製品の特長や販売に際しての注意事項を把握したうえで、現地法人が締結しようとしている契約内容に不備や間違いがないか確認。販売促進用資料やツールの作成も行います。
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現地企業との
打ち合わせ - 新規引き合いをいただいた国外のお客様に対し、オンラインで製品説明をします。また、市場ニーズや各国の事業環境、協業形態に関して意見を交換し、方向性を議論します。
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品質保証部との
打ち合わせ - 販売方法や保証内容について検討するほか、不具合発生時の判定フローなども確認します。
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現地法人との
定例ミーティング - 進捗や市場トピックスを共有し、TODOリストの確認を行って今後の進め方について方向性を決定します。また、顧客とのミーティング結果の共有や相手の理解度の確認、資料の構成などについての振り返りを行い改善していきます。
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1週間の振り返り
次週の実施事項
確認 - 1週間の仕事を振り返り、部内で進捗を共有。各現法への次週へ向けたアクションの指示や共有も行います。

登山が趣味で、ウシオ電機に登山部をつくりました。2か月に1回の割合で関東近辺の山に登り、いつも5〜10名が参加しています。夏休みには山小屋やテントに泊まる2泊3日のキャンプを企画したことも。また、最近は新たにテニスも初めました。気分転換になるので、週に1回は運動するようにしています。