波長安定・狭帯域化レーザーユニット 「NovaTru CHROMA」

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ラマン分光、干渉計測等のご用途に向け開発された、半導体レーザの高効率・コンパクトネスと、ガスレーザの波長安定性を兼ね備えた新しい光源です。

波長回折素子、VBG®により半導体レーザ光を波長安定・狭帯域化して出力します。
超狭帯域(Δλ<0.01pm)の縦横シングルモードモデルと、高出力のマルチモードモデルがあり、ラマン分光に適した633nm, 785nm, 1064nm 等各波長取り揃えています。
ドライバを含めて76×64×18mmのコンパクトボディ*で、研究用途から機器組込までオールマイティにご使用いただけます。
出力はファイバ出力と平行光出力から選べます。



*高出力マルチモードモデルを除く

波長安定 / 狭帯域化
Volume Bragg Grating(VBG®)によりLDの波長を安定化 / 狭帯域化
ガスレーザークラスの安定とLDのコンパクトさを両立
縦・横シングルモード、マルチモードの多彩な波長のモデルをご用意
コンパクト&かんたん操作
出力光学系、ドライバも僅か86ccの容積にビルトイン
USBもしくはI/O接続だけのかんたん操作
ファイバ出力と平行光出力を選択可能
ご用途に応じファイバ出力と平行光出力を選択可能
ファイバはマルチモード / シングルモードはもちろん偏波保持ファイバも選択可能
仕様
波長 633/647/780/785/830nm
※その他の波長はご相談ください
波長幅/波長安定度 縦横シングルモードモデル<0.00001nm / 2-5pm
マルチモードモデル  0.1nm / 5pm
出力 縦横シングルモードモデル 10-60mW
マルチモードモデル    10-2,000mW
サイズ 全モデル共通 3×2.5×0.87in(76×64×22mm)
※温度条件、ディレーティングによって異なります。
ラマン分光
フローサイトメトリ
共焦点顕微鏡
蛍光励起
干渉計測
各種分光
HeNeレーザー代替
蛍光励起装置の検査スピードを上げる【課題編】

蛍光励起装置の検査スピードを上げたい
数百倍の検体の同時処理を実現した1インチ角の光源とは


業種:バイオ検査機器メーカーM社
部署:開発部門

背景

 

M社では蛍光励起用光源にDPSSレーザーを使用した検査装置を製造していた。取引先の、 複数のバイオ関連の研究室から「もっとスピーディかつ大量に検査できる装置を用意して ほしい。」という要望がたびたび入っている。

課題

 

DPSSレーザーが蛍光励起装置の性能向上のボトルネック

 

M社では装置の処理能力向上は常に課題になっているものの、 現行品のマイナーチェンジの域を出ない製品のリリースが続いていました。 性能を向上するにはサイズ・価格とも大幅に上げるしかなく、とても現実的ではないため、 開発中の新製品も同様の製品になる予定でした。

ところが、営業がついに長年取引のある得意先から不満をぶつけられ、事態は急変しました。 「検査を効率化したいと言い続けてきたが、一向に対応してもらえない。 検査をスピードアップできる他社製品が見つかればリプレイスも検討する。」と言われて、 大事な顧客を失ってしまうと危機感を抱き、次の新製品で性能の大幅向上の本格的に目指すことになったのです。新製品の開発を担当していたY氏は、以前から光源がボトルネックだと考えていました。 「DPSSレーザーはサイズが大きく高価なため、複数取り付けて光源を増やすということができません。 検査スピードを上げるには、新しい光源が不可欠でした。」(Y氏) 光源を探しましたが、置き換えに適したものは見つかりません。 期待できる情報すら得られず、Y氏は頭を抱えました。

課題のポイント

蛍光励起装置の検査スピードを上げたい

DPSSレーザーはサイズが大きく高価なため複数取り付けられない

蛍光励起装置の検査スピードを上げる【解決編】

解決のポイント

既存装置と比較して、数百倍の検査スピード向上を実現

1インチ角で3Wの高出力。複数搭載して並列処理できる光源
 

解決

 

わずか1インチ角で3Wの高出力。複数搭載し並列処理できる光源

 

情報収集を続けても解決方法が見つからず、Y氏は光源メーカーのウシオ電機なら何かアドバイスがもらえるのではないかと期待して相談しました。すると、ウシオ電機の営業からはGreen NECSEL laserが提案されました。 「Green NECSEL laserはコンパクトかつ高出力で、3Wもの高出力をわずか1インチ角で実現します。 また、波長は532nm帯/550nm帯から選ぶことができます。」と聞いて、Y氏は興味を引かれました。 価格はDPSSの1/2程度なので、Green NECSEL laserなら現実的な価格設定で、複数搭載し、並列処理させることができます。

数百倍の検体の同時処理が可能に。顧客離れを食い止め、売り上げ向上を実現

 

Green NECSEL laserの採用によりボトルネックが解消され、新製品の開発は一気に進みました。 そして、一度にこれまでの数百倍の高速多検体処理が可能な装置が完成したのです。 得意先に真っ先に伝えたところ早速受注でき、顧客離れを食い止めることができました。
「ほかの取引先からもDPSSレーザー搭載検査装置からリプレイスしたいという相談や受注が相次いで舞い込みました。 新規の問い合わせも増えています。ウシオ電機さんに相談してよかったです。 光源メーカーとして、今後もアドバイスを期待しています。」 (Y氏) M社の新しい検査装置は順調に販売台数を伸ばし続け、売り上げ向上も果たすことができました。
 

この課題を解決したソリューション

実験・デモ機ご案内

ご購入を検討されているお客さま向けに、実験・デモ機のお貸し出しをしています。

ソリューション事例


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光干渉計測器を小型化したい【課題編】

光干渉計測器を小型化したい…
ガスレーザーの1/10サイズで、出力の安定した光源とは?


業種:計測器メーカーS社
部署:研究開発部門

背景

 

HeNeレーザーを搭載した光干渉計測器を製造しているS社は、これまでに何度も小型化に取り組んできた。 しかし、S社の計測器を採用している大学の研究室から計測器のさらなる小型化を求められた。

課題

 

やりつくしてきた小型化…これ以上は光源を置き換えるしかない

 

光干渉計測器のさらなる小型化を目指すことになったS社。現行の装置ではガスレーザーが装置内のスペースを大きく占めており、 それ以外の部分の省スペース化はこれまでに手を尽くしてきました。何度も小型化に取り組んできた研究開発部のN氏は「光源を置き換えるしかないと思いました。 でも、その候補もまったく心当たりもなく見つけられないという状況だったんです。」と、当時を振り返ります。 
光源自身の小型化。それは以前も検討したことがありました。 そのときに候補に挙がったのは半導体レーザー(LD)でしたが、出力や波長のバラつきが実用に耐えないと判断せざるを得なかったのです。 新たに適切な光源を見つけないことには、開発を進めることができません。N氏は当てもなく情報収集を続けるほかありませんでした。

課題のポイント

光干渉計測器を小型化したいが、光源がボトルネックになっている

ガスレーザーは出力が安定しているが容量が大きく、半導体レーザー(LD)は容量は小さいが出力や波長にバラつきがある

光干渉計測器を小型化したい【解決編】

解決のポイント

ガスレーザーと遜色ないほどに出力が安定した半導体レーザー(LD)光源が登場

光源の容量が1/10になり、設計の自由度が飛躍的に向上
 

解決

 

ガスレーザー並みに出力の安定した半導体レーザー光源があった。

 

情報収集を続けていたN氏は知人から、ウシオ電機にガスレーザーと遜色ないほどに出力の安定した半導体レーザー(LD)光源があると教えてもらいました。すぐにウシオ電機に問い合わせると、営業がデモ機を持ってきてくれることになりました。 そして、ウシオ電機の営業が持ってきた「NovaTru CHROMAシリーズ」の実機を見たN氏は、その小ささを体感し、これなら装置を小型化できると確信しました。「NovaTru CHROMAシリーズ」は、体積がたった86ccと、ガスレーザーの約1/10の大きさで、手のひらにも乗ってしまうほどのサイズだったのです。

光源の小型化により、装置は1/10サイズに。

 

手のひらサイズでありながら、ガスレーザーと同等に出力や波長が安定している「NovaTru CHROMAシリーズ」を見つけたことで、停滞していた開発は一気に進みだしました。設計の自由度は飛躍的に上がり、最終的には装置を1/10サイズにまで省スペース化を実現し、さらに処理速度などの性能向上まで達成することができたのです。
S社の新しい装置を製品化したところ、多くの発注や問い合わせが舞い込みました。 「実は、新しい計測器は今までのものとは全く異なる売れ方をしているんです。」とN氏は語ります。 以前の計測器は設置場所を大きく占めたため複数台導入されるケースは少なかったのに対し、新しい装置はコンパクトなため、一度に複数受注できることが多いのです。長い間、これ以上は難しいと思っていた装置の小型化を果たしたN氏は、今後も光源で困ったときはウシオ電機に相談したいと話してくれました。

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