Career Interview

キャリア紹介

仲間と共に生み出したものが

社会に送り出される実感

それが喜び

SCROLL
RECRUITING

営業・管理系

経営統括本部
人事総務戦略部門
グローバル人事戦略部
グローバル人事戦略課

学生時代から入社まで

高校生のとき、米国からいらしたALTの先生に誘われ在日米軍関係者のパーティーに参加したことがありました。日本人少数で英語だけの環境に圧倒され、将来は世界を飛び回る仕事がしたいと思うように。大学ではせっかく親に学費を出してもらったのだから可能な限り単位単価を下げようと、卒業必須単位の1.5倍以上は受講し、アルバイトも掛け持ちで、今よりずっと多忙だったかもしれません(笑)。就活では幸いにも幾つか内定を頂きましたが、当時興味のあった映画業界にも貢献している点や、お世話になった教授や友人の勧めもあってウシオ電機へ。ただ、実は具体的に何をしている会社かよく把握せず、「たまたまご縁があった」というのが正直なところです。

STEP
01

入社
1~7年目

学べば学ぶほど「プロ」になり
国内外を駆け巡った怒涛の日々

入社後に配属されたのは、インダストリアル事業を扱うB to B営業部門。お客様の工場立上や大規模投資をする際のお引合い対応だけでなく、既に市場に出回っている製品に対して商品、サービスを提案・販売する、新規営業というよりルート営業に近い仕事を担当していました。お取引先は高い技術力のある大手エレクトロニクスメーカーがほとんど。打合せをする相手も工学博士等の専門家ばかりで、最初は話に出てくる単語の意味すらわからず、議事録さえ書けませんでした。それでも次第に対応できるようになったのは、社内に大変よく教えてくださる諸先輩方や、蓄積された膨大な教育資料がある恵まれた環境があったから。分からないことはいつでも聞けば誰かが教えてくれますし、学ぼうと思えばいくらでも学べる環境なのです。また、ウシオで扱う技術はニッチトップで広く一般には知られていない分、自社技術や製品・サービスに詳しくなればなるほど社外の方から”光のプロフェッショナル”として信頼され始めます。入社後からすぐに、良い成長スパイラルに乗せて頂いたと実感し始めました。それからは怒涛の日々。ほぼ毎週、国内外のどこかに出張し、仕事に没頭しました。ふと気がつけば47都道府県を巡り、欧米アジアと幅広く渡航する機会に恵まれました。感覚的には、ロケットが飛ぶがごとく垂直立ち上げで、仕事の基本と営業としての動き方を、当時の上司や共にご一緒した技術陣、部署を超えた諸先輩方ら多くの方々から教えて頂きました。

STEP
02

入社
8~14年目

多数の問い合わせが一気にゼロ!
お仕事を「頂く」から「創る」へ大転換

「売ることだけでなく、“新しい事”を考えてみないか?」と思ってもみなかったお声がかかり、新規事業創出を担うマーケティング部署に異動しました。これはもう、仕事の大転換でした。当時、私は営業マンとしてそれなりに充実した時間を過ごしていました。顧客対応の為に出張や、多数のメール、電話、事務処理そして会議にと忙殺される毎日。それが、異動するなりパタリと無くなりました。まったくのゼロ。
それで気づかされました。「今まで自分では仕事をしている気になっていたけど、お客様や会社がくださった仕事をただ、こなしていただけなんだな。自分一人では何もできる事はないのだ」と。とにかく新しい価値を生んで貢献していかなければと、まず自社のリソース分析から着手しました。
何を保有していて、得意で、出来て、何が不足しているのか。自社リソースと組み合わせたとき、親和性が高く、貢献できる分野はどこだろうか。展示会や学会に通い、識者に会い、マーケティングを学び、新規事業創出に向けて、想いを共有する仲間を募り、みんなで喧々諤々の議論をしては、事業アイデアを多数出し、行動し、失敗し、時に上手く進んだり、考え直したり、少し上手く進むと、ブランディングを練って製品を試作して……。トライ&エラーの日々。
なんとかストーリーが完成すると、今度は営業時代の経験をフルに生かし、自ら販路開拓に出向きました。仲間と共にこれまで未経験の業界回りや商流作りにと、気が付けば、また国内外を飛び回っており、多忙な日々がすっかり復活していました。ちなみに当時の仲間と手掛けた事業の一つに、光で発生するピュアなオゾンで空間を脱臭・除菌をする「XEFIRIA」という製品があるのですが、これは現在ウシオが推進するCare222を始めとする空間衛生事業への布石になってくれたと思います。また、同じく弊社が力を入れるEUV事業についても、マーケティング業務に携わる機会を頂き、欧米の学会への参画や、「TinPhoenix」という産業ブランド立上とプレスリリースにも携わりました。良き仲間と共に、今後の事業展開につながる、製品や技術、サービスに関わる名前を、自分たちで実際に世に出せた経験は大きな喜びです。
後世にも繋がる幾つかのレールを敷く事に微力ながら貢献できていたならこれ以上嬉しいことは無いなと思っています。

STEP
03

入社15~16年目
~現在

認め合い、学び合い、高め合う
ビジョンに溢れた組織づくりへ

今度はキヤリアで初めて間接部門にて、人財育成や採用を担当する部署へと異動しました。丁度コロナ禍で日本も初めての緊急事態宣言が発令された時期です。
異動して正直に感じた事は、少し働いている職場に明るさが足りないのではという事でした。というのも、事業部門の社員を支える膨大な数の事務作業や大事なルーティーン業務をミスなくこなす優秀な人が揃っているのに、褒められる機会は少なく、成果も見えづらい業務が大半を占めているからではないかと感じました。在宅勤務の拡大によるコミュニケーション不足が続きそうな点も懸念材料でした。そのような中、これまでの営業やマーケティング活動の経験を活かしていけば、この組織を少しでも明るく元気にできるかもしれない。そう考え、新しい人事制度の検討やウシオカレッジを始めとした人財育成の企画、ダイバーシティの推進や、独自の社内専用SNSを活用したコミュニケーションの多様性の提供など、さまざまな取り組みを新たな仲間と共に始めました。現在は、50社以上の国内外様々な分野で共に働くウシオ社員がGr全体で、「認め合い、学び合い、高め合う」組織文化の醸成を目指しています。お互いの状況がどこにいても感じられ、社員同士が気軽に“感謝や称賛、エール”を送り合い、ポジティブなメッセージ(もちろん、忌憚ない意見や時に耳の痛い意見含め気兼ねなく)やビジョン溢れる、心理的安全性の高い会社にしていくことが目標です。また、採用の責任者という立場としては、新しいことに恐れず挑戦でき、バイタリティ溢れ、自ら考え、グローバルに動き出せる方を採用していきたいと考えています。“喜びと驚きを生み出し世界に届け続けられる組織づくり”に向け、今後も邁進していきたいと考えています。

キャリアを振り返って

素晴らしい仲間がいたから、
ここまで走ってこられた

ウシオ電機では、普通の生活では見られないような景色をたくさん見させていただきました。でも、自分自身には何の能力も技術もありません。与えられた場所でベストを尽くすことができたのは、いつも周りに非凡で優秀な仲間がいたから。そして先人方が、進むべきレールを敷いてくれたからです。今度は私がこれまでのキャリアを活かし、そのレールを敷く番になれたらと思います。