Creating business from China

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海外勤務になった経緯

憧れながらも、自信がなくて
一度は諦めた海外赴任

入社して3年間は関西エリアで営業の仕事をしていましたが、4年目で東京勤務になり、海外現地法人向けの装置販売を担当しました。当時は毎月1,2回ほど中国に出張していたのですが、現地駐在員の先輩たちが異文化の中で悩みながら奮闘し、ビジネスを作り上げていく姿を見て「カッコいいな、自分もいつかチャレンジしてみたいな」という思いが募りました。
実は現地法人担当になって間もないころに海外赴任のチャンスを得たのですが、当時はまだ自信がなく辞退。しかし経験を重ねる中で覚悟が決まり、家族とも相談して深圳駐在を決断しました。

現地の仕事内容

現地社員のマネージメントから
事業計画までを担う責任者に

ウシオ電機の中国販売拠点はUshio Shanghai, Inc.(USI)とUshio Shenzhen, Inc.(UZI)がありますが、私はUZIにおける販売責任者として、事業計画の策定、エリアマーケティング、販売戦略の策定と実行、損益管理などを行っています。また、全中国の販売副責任者として、主にIP関連分野のマーケティングと事業企画の立案などにも取り組んでいます。
赴任当初は自分のマネージャーとしての経験不足から、ローカルメンバーとの関係構築に苦労することもありました。しかし諦めずに1対1の対話を増やし、仕事のトラブルを一緒に乗り越える経験をしたことで、いつしか本音で話せる間柄を築くことができました。

海外で学んだこと

自分自身が前向きにオープンでいることが
相手やチームに良い影響をもたらす

仕事において日中間で大きく異なるのは、スピード感と規模感です。私の感覚では、中国のほうがいずれも2,3倍以上は上回っているように感じます。そして人と人との心理的な距離が近く、多くの人が率直に意見を言います。そのため、海外駐在を始めてからはコミュニケーションに対する考え方が大きく変わりました。自身の意見や感情をオープンにすることが相手やチームに良くも悪くも影響を与え、方向づけていく。よって、チームが良い方向へ進んでいく為には、自分の気持ちを前向きに保ちつつ、周囲とオープンに接していく事が重要だと気づきました。コミュニケーションの際には、こうした点を心がけています。
また、先入観を持たず相手の事を知ろうとすることや、自分を分かってもらおうと努力することは、異文化の中で特に求められる心構えだと思います。

今後の目標

自分の熱意を着火点に、
中国発のビジネスを育てたい

現在の目標は、中国発のビジネスを作り上げ、グループの業績に貢献し、グローバルにおいて存在感のある事業へと育てていくことです。従来のウシオ中国のビジネスは、他国で成功したビジネスを横展開させたものが大部分でした。しかし最近では、中国が世界を牽引する分野も出始めており、ウシオグループ全体の中で求められる役割も変わりつつあります。
自分自身が火種となって、中国のメンバーを巻き込み、ウシオグループと社会の双方に貢献できるビジネスを作りたいと考えています。

中国での休日

基本は深圳でのんびり、
ときには香港やマカオへ旅行も

休日は家の掃除をしたり、子どもと公園で遊んだり、家族と買い物や外食に出かけたりと、平凡ながらも充実した過ごし方で気分をリフレッシュさせています。深圳在住ですが、広州や香港、マカオも近いため、まとまった休みがあれば旅行へ行くこともあります。
赴任してからランニングを始め、パンデミック前はフルマラソンに参加したことも。ただし深圳の気候は高温多湿。マラソンには不向きで、参加したのはこの一度きりです(笑)。