癒し

戦国時代の癒しの場

戦国武将の社交場、癒しの場であった茶室は、利休によって光を取り込む設計に変えられました。
利休以前は北向きで、変化のない一定の光を取り入れていました。利休は、茶室を南向きに変え、小窓(こま)を適所に配置することで、変化する光を取り入れたと考えられています。
光の入り具合に合わせて客人をもてなしたのでしょう。
気の休まることのない戦国武将たちは、細やかな気遣いに一時戦いを忘れて癒されたのではないでしょうか。