賢い

植物と光

「植物工場」と聞いてイメージされるのは、もやしやエノキなどの白くて細い野菜でしょうか。
現在では、植物育成用照明技術の進歩により、葉物野菜、豆類、穀類など様々な食物が作られています。
光と水、温度を管理された植物工場では、生産計画を立てやすく、また、病気や害虫の心配がないので無農薬で安心な野菜が収穫できます。
野菜に含まれる成分は光の波長とその照射時間に影響されることがわかっています。
それによって、いままでにない新しい野菜を作ることも可能です。
欲しい栄養素を豊富に含んだサプリメントのような野菜も夢ではなくなってきています。

参考:ウシオライティング株式会社ウェブサイト

光でつくる

  • 今や生活に欠かせないスマートフォンなどの携帯電話は、光技術なしには作ることはできません。

    液晶パネルやタッチパネルを貼り合わせる「UV硬化技術」
    映像美や速度向上させるため液晶分子を規則正しく並べる「光配向技術」
    回路製作に使われる「フォトリソグラフィ」
    薄い表膜のみを瞬間加熱する「フラッシュランプアニール技術」
    不良原因となる分子レベルの微粒子を洗浄する「VUV照射洗浄プロセス」
    目に見えない微細なものを検査する「検査分光測定」
    など多岐に渡って光技術が応用されています。

    いろんな場面でいろんな役割を担う、賢い光です。

    参考:ウシオ電機株式会社ウェブサイト