加熱するものについて
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樹脂の加熱はできますか。
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できます。各種プラスチック類(ポリエチレン、ポリプロピレン等)の昇温データもありますので、詳しくはお問い合わせください。
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金属の加熱はできますか。
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できます。金属の種類により加熱効率は変わります。鉄(軟鉄、鋼鉄、ステンレス)は相性が比較的良いです。アルミニウム(合金含む)等はやや加熱しにくいです。詳しくはお問い合わせください。
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食品加熱にも使えますか?
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使えます。食材の種類、加熱目的によりハロゲンランプヒータの仕様がそれぞれ異なって参ります。詳しくはお問い合わせください。
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例えば幅1mの樹脂ロールフィルムを加熱するには、ハロゲンランプヒータの長さはどのくらいになりますか。
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1mの幅のフィルムをハロゲンランプヒータとフィルムの間の距離(=照射距離)100mmで照射する場合は、およそ1.2mのハロゲンランプヒータの発光フィラメントの長さになります。ハロゲンランプヒータの全長としては約1.3mぐらいになるとお考え下さい。
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加熱に適した対象物の形状指定はありますか?
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ハロゲンランプヒータは光による加熱です。 ①照射距離が変わると温度の上がり方が変わる、②光が当たるところだけ加熱される、などの特徴があります。光の当たり方が均一となる平面形状物の加熱に適しております。立体形状物の加熱や表面が凸凹形状の物への加熱は、光加熱の特性を生かしにくいです。
使用する環境について
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真空中で使用できますか?
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使用できますが、各種条件がございます。真空圧や導入端子構造、チャンバー構造などへの考慮が必要です。詳しくは別途お問い合わせください。
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溶剤等の可燃性雰囲気で使用できますか?
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使用できません。引火する危険性の雰囲気環境下では、基本的に使用できません。
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水中でハロゲンランプヒータを使用することはできますか。
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使用できますが、防水仕様化が必要となります。詳しくはお問い合わせください。
使い方について
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ハロゲンランプヒータの点灯入力は交流?直流?どちらでしょうか?交流入力では周波数は関係ありますか?
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交流点灯をお願いしております。実際は交流、直流どちらも可能ですが、直流点灯は。耐久性への懸念があります。交流の周波数の違いは、50Hzと60Hzの違い程度であれば、性能差はほとんどありません。
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電源はウシオ電機で取り扱いしていますか。
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取り扱いしております。実験等で使用できる交流の小型電源があります。詳しくはカタログをご参照お願いします。その他の仕様に関しては、別途お問い合わせください。
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ハロゲンランプヒータは直列接続出来ますか?
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直列接続はハロゲンランプヒータの耐久性に影響が出る可能性がありますので、おすすめしません。特別仕様設計での対応検討は可能です。詳しくはお問い合わせください。
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ハロゲンランプヒータを固定するときは、どのようにすればよいでしょうか。
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ベースを固定する専用のホルダーを用います。詳しくはカタログをご参照お願いします。
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ハロゲンランプヒータの寿命は事前検知できますか?
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事前検知は出来ません。各ハロゲンランプヒータの定格寿命を目安に、早め早めの交換をおすすめしております。
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ハロゲンランプヒータの断線検知をしたいのですが、出来ますでしょうか。
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各社からヒータ専用の断線検知器が販売されていますので、それを電源に組み込むことで検出可能です。
安全性について
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防爆構造のあるハロゲンランプヒータは取り扱っていますか。
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取り扱っておりません。防爆の規定、環境も様々ですので、詳しくはお問い合わせください。
一般的なハロゲンランプヒータについて
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ハロゲンランプヒータの構造について知りたい
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ハロゲンランプヒータカタログを参照ください。
製品について
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ハロゲンランプヒータの長さは何mまでつくれますか。
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全長にして2.5mのハロゲンランプヒータの生産実績があります。
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最大出力はどのぐらいまでのものがありますか。
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最大で20kW (20,000W)まで生産実績があります。
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ハロゲンランプヒータの交換目安はありますか?
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ハロゲンランプヒータの仕様によりますが、どの仕様においても定格寿命を超えた使用はお控えいただき、早めの交換をおすすめします。定格外のご使用条件の場合の寿命については、お問い合わせください。