高速検査を実現し、生産性を向上【解決編】

  • 検査
  • MEMS・電子部品
  • 機能材料
  • 液晶・ディスプレイ

解決のポイント

頻繁な交換不要、一つのラインヘッドで任意の色に切り替えられるレーザー光源をライン照明として使用

ファイバ出力のためレイアウトの自由度が高く、設置が容易
 

解決

 

レーザーをライン照明に。頻繁な交換不要で、手間とコストを削減

 

情報収集のために出向いた展示会で、Y氏はウシオ電機のレーザーユニット「NovaLum」に目を留めました。 そこでウシオ電機の営業から、NovaLumからの出力をライン照明にして、ラインセンサを使えば高速検査を実現できると説明を受けました。 さらに、任意の複数の波長を一つのラインヘッドで出力することができ、製品ごとに検査に適切な色へ簡単に切り替えられる上に、ランプのように頻繁に交換の手間が発生することもないというのです。 しかも、価格はランプ交換数カ月分と手ごろです。自社に好適なのではないかと期待し、Y氏は会社に持ち帰ることにしました。

高速検査が実現し、自動化工程を増やした効果が表れた!

 

社内で検討した結果、NovaLumの導入が決定しました。NovaLumはファイバ出力なので、レイアウトの自由度が高く、容易に設置することができました。 設置後は高速検査が可能になったことにより、ようやく自動化工程を増やした効果が十分に発揮されるようになったのです。 「オートメーション化のプロジェクトにも携わっていたので、目指していた生産性向上が実現できて、やっと肩の荷が下りたという心境でした。今後は光源で困ったら、すぐにウシオ電機さんに相談しようと思います。」とY氏は語ってくれました。