アプリケーションライフサイエンス

細胞の観察から殺菌や植物育成、さらにはスマート農業へ、ライフサイエンスは我々の生活を豊かにするツールとしてますます我々に身近な存在になっています。 そのライフサイエンスのキーパーツとなるのが光。「観る」・「測る」のみならず「育てる」「分解する」といった光利用も広がっており、ウシオのLEDの活躍の場も増えています。

• 環境衛生

  UV光による殺菌は広く利用される技術ですが、UV-Cによる殺菌の他に触媒と組合せで比較的波長の長いUV-Aも利用され、家電機器、空調機器などへの殺菌・脱臭機能の付加に拡がりを見せております。
  ウシオのUV－LEDは様々な形態への組み込みに対応するあらゆるパッケージ・波長組合せをラインナップしています。環境モニタリングとしての水質・土壌等の検査向けには、UV~IRまで試薬に適合するあらゆる波長をご用意しています。

  • 殺菌
  • 水質検査

• スマート農業

  農業の省力化・生産性向上は日本のみならず世界的に注目される分野です。植物工場（育成用）の光に留まらず、その育成のモニタリング、更にはフィールドでの土壌・植生のモニタリングには分光的イメージングが適用され、主に可視～赤外線の様々な波長の照明が用いられます。
  今後ロボット・IoT技術の進化と共に益々その活躍の場が広がっていくと期待されます。

  • 植物モニタリング
  • 植物育成

• バイオイメージング

  IPS細胞の医療応用の急速な展開をはじめ、ライフサイエンスの医療他への応用は今後最も期待される分野です。その基盤を支えるのが細胞とその機能を精細に観察・記録する蛍光顕微鏡等のイメージングツールです。観察に用いる様々な試薬を励起する精密に波長を制御された光源が用いられます。

  • 蛍光顕微鏡