検査方式・技術情報

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投影式とは

ガラスやフィルムなどの透過する検査対象物に光を照射し、スクリーンに投影された像を目視検査します。
蛍光灯下での検査に比べて視力低下がなく、作業をされる方の労力低減になります。
また複数名で検査結果を確認できるため、ベンチマークの統一が図れます。

投影イメージ

投影による結果

  • ガラスのスジ

    通常 気泡、泡、ポチ、ヌケ、などと称されている内部の微小な空気のたまりの例

    ガラスに対して角度を付けて光を照射することで、
    ガラス全体のスジが投影されます。

  • ガラスのキズ

    通常 皺、筋、ひけ、などと称される層のムラの例

    幅3mmほどのガラス表面のキズを確認できます。

  • フィルムのムラ

    通常 打痕、傷、タマリ、ポチなどと称されている内部の異物、外からのキズの例

    厚さ0.3mmほどのフィルム全体のムラが投影されます。

  • フィルムのムラ

    通常 皺、筋、ひけ、などと称される例

    厚さ0.6mmほどのフィルムに対して角度を付けて光を照射することで、フィルム全体のムラが投影されます。

直視式とは

表面に光を照射した検査対象物を、角度を変えながら直接目視検査します。
ガラスやフィルムなどの透過物だけでなく、非透過物の検査も可能です。

投影イメージ

投影による結果

  • ガラス表面のキズ

    塗装ムラの例

    幅2mmほどのガラス表面のキズを確認できます。

  • レンズ表面のキズ

    塗装ムラの例

    幅1mmほどのレンズ表面のキズを確認できます。

反射投影式とは

鏡面やアルミ板、銅板等からの反射光をスクリーンに投影し、投影された像を目視検査します。
検査対象物の表面のキズや異物、磨きムラ等を検査します。

投影イメージ

投影による結果

  • 銅板の表面検査

    銅板の表面検査

    非透過物を反射投影し、表面のキズや汚れを拡大し
    浮き立たせることができます。