ビーム(光の)

(light) beam びーむ(ひかりの)

解説

ビーム(光の)とは、強い指向性をもつのこと。
反射形のランプ投光機など、指向性の強い配光をもった光源配光曲線を、極座標で表した際、光軸の方向に光度が鋭く突出している。この部分をビームという。

※強い指向性を持った光源の照度分布は、主として光軸の光度、ビーム角(ビームの開き角)、ビーム光束によって決まる(一般の光源の場合は、主に全光束と器具効率によって決まる)。
ビーム角とは、光軸の最大光度に対して、光度が 1/2(反射形ランプ)または1/10(投光器)になる左右2方向がなす角度のことであり、ビーム光束は、ビームの開きの範囲内に含まれる光束である。