セグメント | サブセグメント | 2018年3月期売上高(計画) | 3年間の増加額 | 3年間の成長率(%) | CAGR(%) |
装置事業 | 映像装置 | 930 | +327 | 54 | 16 |
光学装置 | 360 | +148 | 70 | 19 | |
照明装置他 | 30 | +7 | 30 | 9 | |
小計 | 1,320 | +480 | 57 | 16 | |
光源事業 | 放電ランプ | 700 | +124 | 22 | 7 |
ハロゲンランプ | 150 | +8 | 6 | 2 | |
小計 | 850 | +131 | 18 | 6 | |
その他 | 産業機械・その他 | 30 | -3 | -9 | - |
合計 | 2,200 | +607 | 38 | 11 |
事業収益の拡大を目指し、主に次の4つの視点で事業体質を改善します。これらの施策によって既存のリソースを最大限に活かすとともに、キャッシュアウトの増加抑制による経費効率改善、および将来の新製品比率向上と新規事業創設を加速していく計画です。
今まで以上に大胆に、グループ横断的に、既存事業から新規事業と成長事業へ経営資源を振り分けます。
益々多様化するニーズに対応するため、開発から販売まですべての部門で新しい市場、分野へ進出する力を育成し、これまでのOEM中心のスタイルから提案型ソリューションビジネスへの転換を目指します。
マーケティングイノベーション部を創設し、各事業のロードマップをしっかり見据えた事業戦略を強化することで、積極的に新規市場へ進出していきます。
M&Aの金額、件数共に拡大し、技術や販売チャネルの獲得および優秀な人材の確保を目指します。
現在、当社の金融資産は総資産の半分を占めています。今後は、金融資産から事業資産への振り替えを加速し、政策保有株式に関しても見直していく方針です。また、売却により得たキャッシュをM&A等の事業投資に回すことで、将来は、金融資産による財務収益に頼らず、真の事業利益からの安定したROEの維持を目指します。
ROE目標達成のため、事業の成長投資とともに株主還元も強化し、バランスのとれた資金配分を行ないます。具体的には、配当金については従来通り安定配当の方針を維持しつつ、事業成長への投資を積極的に行った上で、フリーキャュシュフローの予測および株価の動向等を勘案し、将来の継続的な事業成長の確実性が増すまでの一定期間において、より積極的にかつ機動的に自社株買いを実施していく方針です。