レーザーダイオード(LD)

製品紹介

マルチビームレーザー

  • ウシオ電機の赤色マルチビームレーザーダイオードは主にレーザープリンター用途で15年来の実績を持ち、複数のお客様にカスタマイズ供給をさせて頂いております。
  • 量産開始以来、これまでに累積1300万個を超える出荷実績を持ちます。

<特徴>

  • モノリシック構造の2ビーム~8ビームのレーザーダイオードを1パッケージに実装が可能です。(図1)
  • 中心波長はTypical 660nm~670nmで各ビームは独立ドライブが可能です。
  • 独自構造により、狭ピッチ、多ビーム化で懸念されるビーム間の熱干渉による特性影響を最小限に抑え、低しきい値、低電流化、低ドループ(※1)、低クロストークの優れた特性を実現し、豊富なラインナップにご対応が可能です。

(※)ドループ特性:半導体レーザ-は温度の上昇で光量が低下する性質があり、定電流で点灯駆動すると駆動時間の経過に伴い自己の発熱で光量が低下する。
この現象をドループ特性という。

(図1)
図1

(図2)
4chのエミッタをモノリシックに構成した場合、例えば
波長測定例において、波長差±1.5nmを達成しています。

  • 図2
    4ビームLD : スペクトラム測定例
  • ピーク波長
    LD1 671.8
    LD2 671.7
    LD3 671.6
    LD4 671.9