光源事業では、円安の影響もあり、全般的に好調に推移しました。シネマプロジェクタ用クセノンランプは、新興国を中心にデジタルシネマスクリーン数の増加やリプレイス需要の増加により、引き続き販売が拡大しました。
露光用UVランプは、スマートフォンやタブレット端末を中心に、液晶・半導体関連メーカの設備稼働率が高水準を維持していることから、リプレイス需要が堅調に推移しました。ハロゲンランプも、OA関連の各セットメーカで在庫調整が一巡したことなどから好調に推移しました。なお、引き続き高輝度・高効率化等、製品開発を推進し、特に、固体光源(LED・LD)製品の研究開発を積極的に進めています。
その結果、売上高は前年同期比17.5%増の641億9千2百万円、セグメント利益は前年同期比51.5%増の93億8千9百万円となりました。
中国などの新興国市場におけるシネマのスクリーン数増加に伴って、リプレイスランプ需要は引き続き堅調に推移すると見込んでいます。
エレクトロニクス市場では、高精細液晶パネル製造メーカでの稼働率改善によって、新規の設備投資の拡大に伴うリプレイス需要の増加が期待され、堅調に推移するものと思われます。
(注)売上高には、内部売上高または振替高が含まれています。