温室効果ガス分解技術

ウシオの温室効果ガス分解技術
【一酸化二窒素(N2O) / メタン(CH4)】

高温不要/触媒不要/還元剤不要

現在、地球温暖化は大きな世界課題の1つとなっております。その要因として温室効果ガスと呼ばれる二酸化炭素やメタン、一酸化二窒素の排出が増えたことが挙げられます。メタンの地球温暖化係数は二酸化炭素の25倍、一酸化二窒素は300倍と非常に高く、削減が求められています。N2OやCH4の分解は高温処理や触媒を利用した方法が知られていますが、ウシオは172nmのエキシマランプを利用した光とラジカルによる光化学反応を利用して分解できる技術を開発しました。ウシオは未来の地球環境改善に光で貢献していきます。

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温室効果ガスの分解メカニズム

【一酸化二窒素分解】
・340nm以下の光による直接分解
・励起状態の酸素原子(O(1D))による分解

  【メタン分解】
・酸素原子(O(1D)/O(3P))やOHラジカルによる分解
 

172nmエキシマランプの特長

ウシオ電機が世界で最初に製品化したランプで、液晶基板の洗浄工程や半導体製造工程に応用展開され、すでに商用化実績のあるランプ。
エキシマランプは希ガス原子や、希ガス原子とハロゲン原子によって形成されるエキシマからの光を放射する放電ランプのこと。封入ガスがキセノンのみの場合はキセノンエキシマXe2*が生成し、中心波長172 nmのエキシマ発光が起こる。
高いエネルギーを持つ172nmの紫外線により、空気中の酸素や水と反応し、活性酸素種(O(1D)/O(3P))/OHラジカル)を生成できる。


 

応用先の一例

・下水道の水処理施設や下水道汚泥焼却施設
・産業排水の水処理施設
・バイオガスプラントおよび硝化液処理施設
・アンモニア焼却排ガス
・メタンスリップ
 

分解技術導入のメリット

既設装置にレトロフィット的に後付け可能。既存設備の運転制御などを変更することなく取り付けることが可能なので、プロセスに影響することはありません。
J-クレジットによる投資回収可能。方法論番号WA-004「N2Oの分解装置の導入」を適用することで、N2Oを削減した分をクレジットとして売り資金を得ることが可能です。設備投資の一部を、クレジットの売却益によって補い、投資費用の回収やさらなる省エネ投資に活用できます。





 

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