クリスティ・デジタル・システムズが、ヴィスタコントロールシステムズを買収

クリスティ・デジタル・システムズが、ヴィスタコントロールシステムズを買収
― ノンシネマ事業を強化 ―

ウシオ電機株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:菅田 史朗、以下 ウシオ)の100%子会社、クリスティデジタルシステムズ(以下、CDS、本社:米国カルフォルニア州サイプレス、CEO:浜島健爾)は、7月9日、映像処理システムを事業とするヴィスタコントロールシステムズ(以下、ヴィスタ、本社:米国アリゾナ州スコッツデール、社長:クラーク・ウイリアムズ)を100%子会社として買収したと発表いたしました。(買収金額は非公開。また、本買収により、CDS,ヴィスタ両社の本社所在地、従業員の雇用などに変更はありません。)

本買収により、ウシオグループでは、CDSの映像プロジェクタ技術と、世界最高水準といわれるヴィスタの映像情報処理システム技術が相互補完的に融合し、グループの映像関連事業において、さまざまなシナジー効果が生まれることを期待しています。

当面において、CDSは、自社のデジタルシネマ分野を含む映像プロジェクタ事業に、ヴィスタの映像処理システムを取り込むことにより、映像ソリューションビジネスの拡充を図ってまいります。またヴィスタは、CDSの販売網を活用し、一層の拡販を推進していく計画です。

買収の背景

CDSとヴィスタは、共にディスプレイソリューションの業界において高い認知度を誇り、すでに据付型ディスプレイシステム、プレゼンテーションシステム、マルチディスプレイシステム、イベントの各分野では、同じ案件で採用をされています。

ヴィスタについて

1996年創業。主製品は、「Vista Spyder(ヴィスタスパイダー)」などの映像処理システムで、CBS、NBC、CNN(いずれもアメリカ)、TF1(フランス)、など世界各国の主要テレビ局で採用されています。ヴィスタスパイダーの特長は、PCやビデオなど複数の映像ソースから、マルチ画面上に各映像を振り分けることができる点にあり、テレビ局などのみならず、各種プレゼンテーションなどにも利用されています。従業員数22名。
http://www.vistasystems.net/

CDSについて

クリスティ・デジタル・システムズ(Christie Digital Systems)は、ウシオ電機株式会社(東証:6925)の100%子会社であり、世界の一流企業に対し、ビジネス、エンターテイメント、産業用など、幅広い用途のビジュアルソリューションを提供しています。1929年以降、フィルム映像分野をリードするイノベーターとして、1979年以降は、デジタル映像システムのパイオニアであるクリスティとして、総合的なサービスを提供し、さまざまなディスプレイ技術やソリューションを提供する世界唯一のメーカーとして、広く知られています。シネマ、ライブ会場、コントロールルーム、ビジネスプレゼンテーション、研修施設、 3D やバーチャルリアリティ、シミュレーションや 教育、さらには産業用や官公庁施設において、最も完全で高度なソリューションを提供しています。
http://www.christiedigital.com/

*いずれも、CDS調査データによる。