株式会社エピテックスへの出資について
赤外線LEDメーカー 株式会社エピテックスの発行済株式55%を取得
― LED市場へ参入 ―
ウシオ電機株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:菅田 史朗、以下 ウシオ)とウシオライティング株式会社(本社:東京都中央区 社長:山中茂樹 以下、ウシオライティング)は本日、赤外線LEDメーカーの株式会社エピテックス(本社:京都府京都市南区 社長:前田克宣 以下、エピテックス)の発行済株式の55%を取得いたしましたのでお知らせいたします。
出資の背景
エピテックスは、赤外線領域を中心に特色ある製品を有するLEDメーカーで、多品種少量生産に適した結晶成長製造法に強みを持ち、同業トップクラスの技術力を保有します。また2006年より一般監視用や、ETCゲート監視照明用などのカスタムメイドで高出力な赤外線LEDをウシオライティングに納入しております。このたび同社株式のうち、35%をウシオが、20%をウシオライティングが取得いたしました。
出資の目的
ウシオでは従来、LEDの需要拡大をふまえ、基礎研究を行ってまいりましたが、このたびエピテックスに出資することにより、LEDに関する優れた技術力と今後の成長が見込める市場を獲得し、LED市場へ参入してまいります。
事業目標
当面の事業は、すでにウシオライティングに納入実績のある一般監視用、交通監視用、駐車場監視用LED製品が主力となりますが今後は、生体認証、自動車関連、医療、産業用光センサなどの用途も開拓してまいります。
参考資料
エピテックスについて

1989年設立。主要製品は高出力赤外LED、ハイパワー型・ハイスピード型LED、高輝度可視光LEDなど売り上げの70%が赤外線関連製品。用途は画像処理用バックライト、セキュリティ用ライトセンサー、VICS用光ビーコン光源など。
http://www.epitex.com/
ウシオライティングについて

ウシオライティング 赤外線LED投光器
ウシオライティング株式会社(本社:東京)は、1963年設立。ウシオ電機株式会社の100%子会社。照明用ハロゲンランプ、セラミックメタルハライドランプなどの各種光源のほか、映像照明機材・灯具、産業用機械、露光装置などを取り扱い、映像・照明事業をコア事業とした国内ウシオグループの中核会社です。LED事業においては、様々な監視用途に使用される赤外線LEDユニットや照明用・装飾用のLED照明を中心に、特色ある商品をラインアップし、ニッチな分野で高い評価をいただいています。特にETCゲート監視用赤外線LED照明では国内で非常に高いシェアを保有しています。
http://www.ushiolighting.co.jp/