兵庫県で初めて映画館のネーミングライツを取得

―創業の地、姫路市に「ウシオプレミアムシアター」誕生―

ウシオ電機株式会社(本社:東京都 代表取締役社長:浜島 健爾、以下ウシオ)は、兵庫県で初となる映画館のネーミングライツを、株式会社アースシネマズ(本社:兵庫県 代表取締役:吉岡 一博、以下 アースシネマズ)から取得することで合意いたしました。これに伴い、アースシネマズの関連会社であるエミス株式会社(本社:兵庫県 代表取締役:吉岡 一博)が今年の夏、姫路市駅前町にオープン予定の商業施設「テラッソ姫路」内のシネマコンプレックス「アースシネマズ姫路」9番スクリーンを「ウシオプレミアムシアター」とすることが決定いたしましたので、お知らせします。

アースシネマズ姫路の映像音響関係の施工工事は全てウシオ100%子会社のジーベックス株式会社(本社:東京都 代表取締役社長:傳法谷 彰計、以下ジーベックス)が行い、全12スクリーンに同じくウシオ100%子会社のクリスティ・デジタル・システムズ(本社:カリフォルニア州サイプレス、President & CEO:Jack Kline、以下クリスティ)製デジタルシネマプロジェクタが導入されます。(詳細は下記参照)

ウシオプレミアムシアターの9番スクリーンは、映写室をなくすことで、シアターのレイアウトに柔軟性をもたせ、座席数を増やせるなどのメリットが多い最新のブースレス設計が特長です。加えて、高解像度4kのデジタルシネマプロジェクタを設置し、音響はDolby社の最新規格Dolby®AtmosTM(ドルビーアトモス)にも対応するハイエンドのスピーカシステム「クリスティ・ヴィヴオーディオ」を近畿圏で初めて導入するなど、プレミアムシアターにふさわしい最高品質の設備仕様となっています。

ウシオ電機社長 浜島健爾のコメント

このたび同じ姫路市に拠点を置く株式会社アースシネマズ様との協業により、ウシオプレミアムシアターが誕生する運びとなりましたことは、長く映画業界および地元姫路市の皆さまに支えていただいた企業として、この上ない喜びです。ウシオが1964年の創業以前より手掛けておりますシネマ用ランプは世界トップシェアであるうえに、国内グループ会社のジーベックスでは約20年前からシネマコンプレックスの設計、施工を手掛けております。また2000年以降は北米の子会社クリスティがデジタルシネマプロジェクタの世界トップメーカ※に成長するなど、当グループは映画業界との強い結びつきの中、発展してまいりました。姫路の皆さまには、この機会に世界最高水準の設備を備えたウシオプレミアムシアターで、映画をご堪能いただければ幸いです。

※当社調べ

ウシオプレミアムシアター(アースシネマズ姫路9番スクリーン)について

1.所在地:姫路市‘姫路キャスティ21コアゾーンBブロック’ 商業施設テラッソ姫路 6階9番スクリーン
2.席数:338席(+車イススペース2席)
3.スクリーンサイ:幅約16メートルX 高さ約8.3メートル
4.設備、仕様:

製造または販売会社 仕様
1 シアター施工 ジーベックス ブースレス設計
2 デジタルシネマ
プロジェクタ
クリスティ クリスティ CP4220 1台
(4k解像度、3D対応、22,000ルーメン)
3 音響 同上 クリスティ・ヴィヴオーディオ(スピーカ数53台)

参考情報

ウシオグループおよびウシオ製品と映画業界との関わりについて

ウシオ製クセノンランプ

1964年の創業以前より、製造販売されており、姫路市の播磨工場で生産されたクセノンランプは日本のみならず、全世界の映画館で採用され、世界シェアは約70%
※当社調べ

クリスティ製デジタルシネマプロジェクタ

TI(テキサスインスツルメント)のDMDチップを搭載したDLP®方式のデジタルシネマプロジェクタ。全世界に販売した台数は4万台を超え世界トップシェア。またクリスティは2014年からドルビー社の最新規格Dolby®AtmosTM(ドルビーアトモス)にも対応した、ハイエンドのシネマ用音響システム、クリスティ・ヴィヴオーディオの販売も開始。
※当社調べ
※ドルビーアトモスの詳細につきましては、 こちら をご覧ください。
 Dolby,ドルビーおよびDolby ® Atmos TMはドルビーラボラトリーズの商標です。

ジーベックスによる映画館の設計・施工

1993年日本初のシネマコンプレックスを施工し、シネマの上映設備の販売・設置・メンテナンスサービスを手掛ける。現在までに施工した映画館は約2,300スクリーン。

株式会社ジーベックス(本社:東京都)

1991年設立。ウシオ電機株式会社の100%子会社。1993年に日本初のシネマコンプレックスを施工し、デジタルシネマプロジェクタを導入するなど、日本の映画業界において最新の設備やサービスを提供してきました。現在はデジタルシネマプロジェクタおよびシネマサーバの販売・設置、メンテナンス、TMS(Theater Management System:シアターマネジメントシステム)、ネットワークオペレーションセンター(NOC)による24時間遠隔監視サービスを通じて、日本の映画業界に貢献しています。
http://www.xebex.co.jp/

クリスティ・デジタル・システムズ(本社:カリフォルニア州サイプレス)

グローバルなビジュアルテクノロジーカンパニーであり、ウシオ電機株式会社の100%子会社です。どこよりも早く、最先端のプロジェクタやシステムディスプレイを製品化することで、世界で最も革新的なビジュアルテクノロジーメーカのひとつとして認められています。小売店のディスプレイからハリウッドまで、重要な情報基幹システムのコマンドセンタから、教室・訓練用シミュレータまで、クリスティのディスプレイソリューションとプロジェクタは、そのダイナミックで驚異的な映像で、世界中の人々を魅了しています。
http://www.christiedigital.com/

株式会社アースシネマズ(本社:兵庫県)

1984年、山陽企業株式会社(現:エミス株式会社)により映画館運営会社として設立される。現在、シネ・パレス山陽座を運営。

エミス株式会社(本社:兵庫県)

1932年、演劇場山陽座を開業し、姫路興行社として創業。後に、山陽企業株式会社と改名。1971年、山陽座本社SYビル西館東館を施工(現姫路フォーラス)。1984年映画館運営会社ハリマ企業株式会社(現:株式会社アースシネマズ)を設立。2015年夏に姫路キャスティ21コアゾーンBブロックにて、商業施設「テラッソ姫路」を開業することを契機に、2015年3月1日、社名をエミス株式会社に変更。

テラッソ姫路ホームページ:http://terasso.jp
アースシネマズホームページ:http://earthcinemas.jp