ウシオライティングによるマックスレイの株式取得(子会社化)について

ウシオ電機株式会社(本社：東京都 代表取締役社長：浜島　健爾 以下ウシオ)は､100%子会社であるウシオライティング株式会社(本社：東京都 代表取締役社長：吉川 隆雅 以下ウシオライティング)を通じ､2015年3月20日付けで､マックスレイ株式会社(本社：大阪市　代表取締役社長：山本 博之　以下マックスレイ)の株式の取得に関する契約を締結いたしましたので､お知らせします｡かかる契約に基づき、ウシオライティングは、4月27日にマックスレイの発行済株式の100％を取得する予定です。

ウシオライティングは､1963年の創業以来､一般照明､店舗･商業施設照明用､及び特殊照明用に､各種ハロゲンランプ･LED光源を提供してまいりました｡近年では､公共･商業施設などに､最新のLED機器(ハード)と照明制御(ソフト)を融合させた新しい照明アプリケーションを提案し、日本のみならず中国や韓国をはじめとするアジア圏にも事業を展開しています。

一方マックスレイは､1957年の創業以来､商業施設用に特化した､付加価値の高い照明器具のデザイン・開発および照明計画の提案力を強みとしています｡この強みにより、全国にある商業施設内の物販店・レストランやホテルなど、高いデザイン性が要求される現場で製品が採用されています｡また最近ではアジアを中心とした海外にも販路を広げつつあります。

近年の照明市場はLED化が加速するなか､LEDランプ･光源のみを販売するのではなく､LEDと器具を一体化させた事業展開が必須であり､ウシオライティングにおいても､照明器具メーカとしてのデザイン力､開発力強化を進めてきました｡またウシオでは､従来からM&Aによる事業拡大を推進しており､今回の株式取得は､マックスレイとのシナジー効果によって､ウシオライティングの､特にLEDによる付加価値の高い照明事業をさらに拡大させることを目的としています｡

なお､この契約締結にともない､4月27日に､椿 隆二郎(現 ウシオライティング取締役 専務執行役員)がマックスレイの代表取締役社長に就任する予定です｡

参考資料

ウシオライティング株式会社

1963年設立｡ウシオグループにおいて｢照明｣､｢映像｣分野を主たるドメインとし､商業施設･舞台･スタジオ･各種ホール用のランプ､LEDや映像･照明機器をはじめ､海洋･セキュリティ･ディスプレイ用照明の生産､販売および､産業分野では､精密露光システム､プラスチック関連機器･製品､ファクトリ･オートメーション機器などの販売を行っています｡照明・映像分野では､光源から照明･映像システムまでを一貫して取り扱う独自のビジネスモデルに加え､きめ細かなメンテナンスサービス､演出･ソフト･コンテンツを中心とするソリューションビジネスを拡大し､トータル・ソリューション・プロバイダとしての地位を確立しています｡
http://www.ushiolighting.co.jp

マックスレイ株式会社

1957年創業。スポットライト・ダウンライトを主力商品とし、デザイン性の高いペンダント・ブラケット・スタンド等バリエーション豊富に品揃えをしています。『光と空間の調和』を経営理念に掲げ『もっと開発的に、もっと専門的に、もっと個性的に』をモットーに､商業施設に特化した照明器具のデザイン、開発を手掛けています｡年商37億円(2014年3月期)。
http://www.maxray.co.jp/