ウシオ電機、分析・センシング分野の強化に向けヤマト科学と業務提携
ウシオ独自の光学技術を搭載した共同ブランド商品を全国発売

ウシオ電機株式会社(本社:東京都 執行役員社長 内藤 宏治、以下 ウシオ)は、ヤマト科学株式会社(本社:東京都、代表取締役社長 森川 智、以下 ヤマト科学)と分析・センシング分野における業務提携の契約を4月1日に締結しましたのでお知らせいたします。
この度の提携で、ウシオは、迷光や散乱ノイズを除去する光学空間フィルター技術である自社のSOT※1を搭載した商品開発を強化し、ヤマト科学は、その共同ブランド商品を自社商品ラインナップに加えることで、さらなる販売力強化と事業拡大を目指します。
なお、この提携により、ウシオはSOT搭載の小型吸光度計「PiCOEXPLORER ピコエクスプローラー※2」を共同ブランド商品第一弾として開発。ヤマト科学より、6月下旬から全国販売を開始する予定です。

ピコエクスプローラーを手に並ぶ、内藤 宏治社長(写真左)と森川 智社長(写真右)
※1 SOT
シリコーン・オプティカル・テクノロジー(Silicone Optical Technology)」の略。光学系部分を特殊な加工を施したシリコーン樹脂で形成し、コンパクト、低コスト、かつ非常に高い迷光除去を実現している。
【技術詳細はこちら https://www.ushio.co.jp/jp/feature/picoscope/product/index.html 】
※2 小型吸光度計「PiCOEXPLORER ピコエクスプローラー」
SOTを搭載した手のひらサイズの小型吸光度計。検量線を自身でいくつでも作成できるため、1台で複数項目測定が可能。また、チューブのまま計測できるため手間を大幅に削減している。吸光度計「PiCOSCOPE® ピコスコープ(2015年よりウシオから販売)」の後継機種にあたり、今後は「PiCOEXPLORER ピコエクスプローラー」にブランド統一される。
【商品紹介はこちら https://www.yamato-net.co.jp/product/show/picoexplorer/ 】
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■ヤマト科学株式会社 (本社:東京都)
明治22年(1889年)の創業以来、「研究開発及び生産技術の革新を支援し、科学技術の進歩発展に貢献する」を基本理念とし、理科学機器・試験研究設備・分析計測機器・産業試験検査機器・医療機器のメーカーとして、また、研究開発やものづくりに必要な高度先端機器を取り扱う商社として、国内24拠点、海外10拠点において積極的な事業展開を行っています。
https://www.yamato-net.co.jp/