サーカディアンリズムと、無線通信技術を融合した
「スマートホスピタルライティングシステム」を共同開発、実証試験を開始

- 入院患者向け新照明システムで生活サイクルの安定をサポート -

ウシオライティング株式会社(東京都中央区/代表取締役社長 吉川 隆雅、以下ウシオライティング)は、戸田建設株式会社(東京都中央区/代表取締役社長 井上 舜三、以下戸田建設)、株式会社村田製作所(京都府長岡京市/代表取締役社長 村田恒夫、以下村田製作所)の3社により、次世代病院向け照明システムである「スマートホスピタルライティングシステム」を共同開発、このたび実証実験を開始しました。

「スマートホスピタルライティングシステム」とは、単調な入院生活で弱りがちな「生体リズム(サーカディアンリズム)」を、LED光による昼夜変化を体感することで維持、生活サイクルの安定を図るものです。

これは、戸田建設が医療・福祉施設の施工で重ねてきた豊富な知識とノウハウ、村田製作所がもつ無線通信技術、ウシオライティングの色温度にフォーカスした光色制御といった各社が得意とする技術、具体的には、短距離無線通信規格の1つである「ZigBee®(ジグビー)」、「ケルビンコントロール」という照明制御の新たな考え方などを導入した、新しい照明システムです。

なお、このシステムは、このたび開始した、戸田建設本社ビル(東京都中央区)や小松村田製作所(石川県小松市)での実証試験を経て、埼玉県、千葉県内の病院に、今夏、導入することが決まっています。
また光環境の検証については、千葉工業大学 工学部 建築都市環境学科の望月 悦子 准教授にアドバイザとして関わっていただき、サーカディアンリズムにおける最適な生体リズム検証を行っていく予定です。

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サーカディアンリズムと、無線通信技術を融合した
「スマートホスピタルライティングシステム」を共同開発、実証試験を開始
入院患者向け新照明システムで生活サイクルの安定をサポート
(ウシオライティング株式会社Webサイト)