品質・欠陥検査用光源ユニットの新ブランドを立ち上げ

検査対象や検査手法に応じた製品をラインナップ。大面積対応の新製品も同時リリース

ウシオ電機株式会社(本社:東京都、代表取締役社長 内藤 宏冶、以下 ウシオ)はこの度、ガラスやレンズ、フィルムなどの品質および欠陥検査に最適な検査用光源ユニットの新ブランド「arctruth(アークトゥルース)」を立ち上げましたので、お知らせいたします。

ガラスやレンズ、フィルムなどの品質検査・欠陥検査は、対象物に光を照射しスクリーンに投影された影を目視で検査する方法や、顕微鏡を用いた検査などが行われていますが、限られた工数の中で品質への要求は年々厳しくなっており、検査方法の改善による歩留まり維持、および効率化が課題となっています。

ウシオは、これら検査プロセスに対し、30年以上に渡って検査用光源ユニット「Optical Modulex(オプティカルモデュレックス)」シリーズや、電源一体型検査光源ユニット「230VILS」などをご提供してまいりましたが、検査対象物や検査方法を問わず様々な検査ニーズに対応するため、これら複数の製品ブランドを統一し、新ブランド「arctruth(アークトゥルース)」として展開してまいります。

なお、本ブランドの新ラインナップとして、大型製品の検査ニーズの高まりを受けて、高輝度点光源ランプを用いた装置開発ノウハウを生かし、直径2,000mm以上の大きなワークに適した「大面積モデル」の販売を8月1日より開始いたします。

ウシオはこれからも、お客様の品質検査・欠陥検査に「光」でさらに深く関わっていくことでより積極的に貢献していきます。

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■ウシオの検査用光源ユニットブランド「arctruth」とは


“見たいものが正確に見える”ことが必須の検査プロセスにおいて、特に「検査のプロフェッショナルユース」をコンセプトとした光源ユニット。arctruth(アークトゥルース)は造語で、春の夜空の中でも明るいと言われているうしかい座の一等星(Arcturus)と、お客様の求める「真実(truth)」を映し出す製品をご提供することで、お客様の品質検査・欠陥検査にさらに深く関わっていきたいという想いが込められています。


■arctruthラインナップ
ベーシックモデル
(旧OPMシリーズ)
コリメーターレンズモデル
(旧OPMシリーズ)
大面積モデル
(8月1日販売開始)
エントリーモデル
(230VILS)



■大面積モデルの主な特長
①2,000mm以上のガラス、フィルムなどの検査に最適。
②arctruthにおいて最高照度を実現。

■大面積モデル 仕様
 
型式 NUI-500H
セット内容 ランプハウス・電源・ランプ
中心照度(1000mm距離) 4900lx
有効照射エリア(1000mm距離) 2200mm×850mm
搭載ランプ 超高圧UVランプ USH-500SC
ランプ電力 500W
ランプ推定実力寿
※保障寿命ではありません
800時間
筐体サイズ(ランプハウス) W230×D200×H319