児玉 桃さん、芸術選奨新人賞を受賞
-ウシオ協賛の「児玉 桃 メシアン・プロジェクト2008」により-


 ウシオが2008年9月から12月にわたり、5回のシリーズ公演を協賛した「メシアン・プロジェクト2008」の功績により、ピアニストの児玉 桃さんが平成20年度芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞いたしましたので、お知らせします。

 児玉 桃さんは、長くフランスに住み、古典から現代作品まで幅広いレパートリーで活躍しているピアニストです。ウシオでは、日本人でありながら欧米の音楽界で活躍する児玉さんの活動を応援し、「メシアン・プロジェクト2008」に協賛いたしました。

 公演の演出にはウシオグループのクリスティ・デジタル・システムズのデジタルプロジェクタRoadster S+16が使用され、映像とピアノ演奏による現代音楽のコラボレーションが、音楽業界内外で高い評価を受けました。


 今年度の芸術選奨では、小泉 今日子(女優)、滝田 洋二郎(映画監督)、小田 和正(ミュージシャン)、桂 文珍(落語家)ら19名が文部科学大臣賞に選出。蒼井 優(女優)、椎名 林檎(ミュージシャン)、市川 亀治郎(歌舞伎俳優)、平野 啓一郎(小説家)ら11名が文部科学大臣新人賞に選ばれています。


児玉 桃

 1歳で渡欧。パリ王立音楽院(コンセルバトワール)に至上最年少の13歳で入学し、数々の有名コンクールに入賞。
 17歳でデビュー後には、小澤 征爾氏が音楽監督を務めるボストン交響楽団を初めとする数々の世界トップオーケストラと共演し、注目を集めました。現在はフランス・パリを拠点とし、精力的に活動中。


児玉 桃 メシアン・プロジェクト2008

 20世紀現代音楽界の巨匠メシアンの生誕100年を記念して、「鳥のカタログ」などピアノ作品を中心とした代表曲を全5回にわたり演奏。


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