資源節約

水資源の削減

国内外のウシオグループが拠点を置く国や地域は干ばつで取水に影響がある地域や、水はあるが衛生上の問題で安全な水へのアクセスに問題がある地域など様々存在しています。
世の中で必要とされる水資源を大切にする姿勢は、企業にも同じことが求められウシオグループとしても、水に関して正しく向き合い、理解し、管理する必要があると考えています。
我々はグループ全体の水使用量と用途を分析するところから始めました。グループとして半導体関連の製造事業に参入したことから、水使用量の急激な増加が認められました。
また、一部を除いて循環水化などはすでに進んでおり、削減余地が小さいことがわかりました。そこで様々な施策検討した結果からKPIを設定しました。
マテリアリティとして2021年度からは、水資源の節約の取り組みについては引き続き重点課題として取り組みを継続していきます。加えて水リスク対応についても取り組んでいきます。

水資源の削減に関する2021年度以降の計画

経営フォーカスとしての
重要課題4

2021年度計画

ウシオグループの水使用量を2019年度比 0.5%削減する。 *
・水資源の取り組みや情報についてグループで共有・フォローする体制の構築
・現状把握と具体的取り組み推進

 *は第6期環境行計画からの継続テーマ

経営フォーカスとしての
重要課題4

中長期目標

長期目標:2030年度までに、水資源使用量を2019年度比で10%削減
2025年度目標:水資源使用量を2019年度比で3%削減
2022年度目標:水資源使用量を2019年度比で1%削減

※第6期環境行動計画における水資源の取り組みは、マテリアリティの特定においても重要課題と評価されました。
  そのため、2021年度より経営のフォーカス4のテーマの一つとして、引き続き取り組んでいきます。


   廃棄物削減への取り組み

     ウシオでは資源節約や汚染防止を各事業所の実態に合わせて進めています。
     グループ各社や事業所の方針を制定し、それぞれ目標設定して分別の徹底やそれによる資源有効利用率の向上などに取り組んでいます。

ランプ回収リサイクルの取り組み

2007年度にスタートした半導体・液晶露光事業用の超高圧UVランプの回収に続き、映画館用のクセノンランプの回収リサイクルの取り組みもスタートしました。クセノンランプには、レアメタルの一つであるタングステンなどが使われています。回収したランプは、3R活動に基づき、再製品化や社会への還元を行います。

クセノンランプ回収リサイクルフロー

「水銀に関する水俣条約」、および「水銀環境汚染防止法」を踏まえた使用済み水銀添加ランプの適正回収に係る情報は、以下URLをご覧ください。

(一社)日本照明工業会 WEBサイト
http://www.jlma.or.jp/anzen/suigin/index.htm

化学物質の使用量削減

化学物質の使用量削減については、各事業所の使用状況について毎年2回調査を行っています。その調査結果から、削減化学物質は電機・電子4団体で推し進めている揮発性有機化合物(VOC)について行っています。設備の見直しによるVOC使用量の削減を進めています。

播磨事業所の取り組み

播磨事業所では、ランプ製造の工程で起こる大気放出により汚染の懸念があるクロロホルムの使用量削減に取り組んでいます。具体的には、密閉された自動設備を2台導入やフード開口面の縮小、クロロホルム使用設備の集約(2台⇒1台)等を行いました。しかし、近年は生産数の増加や製品の大型化の傾向があり、削減努力による量を上回る使用量増加となっているため、一層の取り組み強化を進めています。

クロロホルム使用量の推移

2017年度 2018年度 2019年度 2020年度
8.7t 9.3t 9.0t 6.9t

さらに、年々、化学物質に関する規制も厳しくなっていることもあり、クロロホルム以外の化学薬品使用についても、フード開口面の縮小や排風量の見直しをレイアウト変更時等に行い、蒸発量を低減させることで、より使用量削減効果を見込んでおります。また、より安全な職場環境づくりという観点にて、化学物質リスクアセスメント評価で危険レベルの高い化学薬品おいては、代替品への検討などを行い、有害物質の排除も率先して行っています。

御殿場事業所の取り組み

2017年より半期に1度の化学物質の使用量の把握を通じて化学物質の見える化と、毎月の化学物質置場の巡回を通じてリスク評価の見直しを進めてきました。

化学物質の排出についても有害物質の河川への流出、地下浸透を防ぐため、例えばフッ素排水処理施設から河川に排出する際はpH、フッ素濃度のモニタリングを常時行い、万一pH、フッ素濃度に異常がでた場合には排出をストップする設備を導入しています。地下浸透に関しては有害物質が流れる配管は全て2重管にし、できるだけ埋設しないで配管の異常がすぐ発見できるようにしています。有害物質を保管している場所に防液堤を設置するとともに地下浸透が起こらないようにコンクリートに浸透防止のコーティングをしています。