Interview

社員紹介

2050年の世界は

いま想像している未来になるだろうか

社員紹介 O.Yさん
SCROLL
RECRUITING

技術系

ウシオテクノラボ 未来共創部
温暖化対策プロジェクト
リーダー

学生時代の専攻・研究内容

幼少の頃から計算や理科が得意で、中でも物理科目が好きでした。発電所でつくられた電気が電線を伝わって各家庭に渡り、エネルギーとしていろいろなものを動かす。その仕組みに興味を持ち、大学では電気工学科を専攻。絶縁体に入ったヒビが放電に及ぼす影響について研究していたのですが、亀裂や空気の状態によって現象がまったく異なることにおもしろさを感じていました。放電という部分ではウシオ電機とも関連していますね。

THEME
01

入社を
決めた理由

光のエネルギーでさまざま効果をもたらす
“光のプロフェッショナル”に惹かれて

生まれも育ちも姫路なので、ウシオ電機は昔からなじみのある企業。大学の卒業生も多く活躍されており、就活中に先輩方から話を聞く機会もありました。それで興味を持ち、調べていくうちに目に留まったのが「光のプロフェッショナル」という言葉。とても魅力を感じましたね。ウシオ電機はランプ製造からスタートした会社ですが、私たちの生活に光がないなんて今ではまったく想像できません。あかりだけでなく、光のエネルギーでさまざまな効果をもたらすという点も、私がウシオ電機に惹かれた理由の一つです。

THEME
02

現在の
仕事内容

ウシオが培った光の技術で
温室効果ガス削減を目指す

入社してからしばらくは、液晶や半導体業界向け製造装置の電装や電源、システムの開発・設計を担当していました。仕事が大きく変わったのは12年目、新規事業を創出することを目指し蓄電システムの開発をスタートしてからです。「未来を洞察し、社会に必要なものを考え、ウシオで事業化する」というバックキャスト思考で仕事に取り組むようになり、現在は温暖化対策プロジェクトのリーダーを務めています。
新規事業の創出なのでまだ詳しくはお話しできませんが、酷暑や異常気象が多発する今、温室効果ガスの削減は世界中で急務の課題。ウシオ電機でも、光を使った二酸化炭素やメタンの分解技術を新たに開発し、カーボンリサイクルに貢献し社会課題を解決していこうと計画しています。技術開発だけでなく、事業化計画やロードマップの策定といったプロジェクト全体の統括も私の役目。もちろんプレッシャーも感じますが、辛さよりもチーム一丸となっp 新しいことに挑戦する楽しさのほうが大きいです。

THEME
03

やりがいと
今後の目標

本質的な目的を忘れず
見えない未来をそうぞう(想像・創造)し続けたい

私は子どもが3人いるのですが、その子たちの将来を考えると環境問題は他人事ではありません。「こうなってほしいな」と10年、20年先の未来をいろいろと想像しますが、変化の激しい現代において、実際にどうなるかは誰にもわからないもの。しかしだからこそ、常に何が必要かという本質を忘れず、責任を持って妥協することなく仕事をやり遂げたいと思っています。また、年齢や役職に関係なく、仲間として、チームとして皆で支え合いながら共に走れる環境があり、積極的に挑戦できています。
2050年に、私は65歳になります。今想像している未来が実現しているのか、それともまったく違っているのか。ウシオ電機の社員pしてそれを確かめる日が、今からとても楽しみです。

光のおもしろさ

触れなくても化学反応を起こせる、
まるでハンドパワー?!

光でできることの一つに「洗浄」がありますが、例えば洗車をするなら水をかけてスポンジでこすりますよね。でも、光は非接触でも化学反応が起こり、洗浄できる。波長によって全く違う効果が得られますし、そうした特性のどれを見ても、本当に無限の可能性を感じます。

ある1週間の
スケジュール

オフの過ごし方

MON
進捗報告
各部のリーダーが集まって、部内の進捗報告を実施。情報共有を行います。
TUE
チームでの相談会
チームでの進捗報告と情報共有を行います。困りごとは、上司、先輩、仲間と相談、学び合い、フォローし合える場でもあります。また、新規事業検討の一環として部署では、専門分野以外のスキルを身につけるための勉強会や未来洞察も実施しています。
WED
意見交換会
技術顧問契約をしている大学教授と意見交換会を実施。実験などにより得られた結果や考察を報告し、外部の専門家視点からアドバイスをいただきます。
THU

FRI
実験
週の後半はなるべく打ち合わせなどを入れず、実験に注力します。水曜の意見交換会でのディスカッション結果をもとに、木曜・金曜にまとめて実験を行います。

お酒も旅行も好きですが、一番好きなのはやっぱり子どもたちと遊ぶこと。小6、小4、幼稚園の3人の子どもたちと一緒に、スポーツやテレビゲームをする時間が楽しいです。最近では外出ができないのでボードゲームにはまっています。私はもともとスポーツをしていたので、体力では負けませんよ。子どもたちには環境や電気の話をわかりやすく教えていこうと思っていますが、今はまだ興味がないようですね(笑)