ダイクロイックミラー dichroic mirror だいくろいっくみらー 解説 ダイクロイックミラーとは、薄膜による光の干渉を利用して、特定の波長領域の光を透過し、残りの波長領域を反射するミラーのこと。照射対象物に対し、有用な波長を照射し、不要な波長を後方に逃がすことから、照明用光源や光学装置など、多くの用途がある。液晶プロジェクタやデータプロジェクタの内部には、波長を赤・緑・青の三色に分解するために、2枚組み合わせて用いられている。 ※反射面に、高屈折率と低屈折率の所定の厚さの薄膜を交互に重ねた多層膜が使われる。真空蒸着法などによって作られる。 関連用語 透過波長反射光 関連製品 関連URL 付属資料 用語50音一覧 あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行