COG

chip on glass しーおーじー

解説

COGとは、液晶ガラスの上に直接半導体チップ(ドライバIC)を実装する技術のこと。
ドライバICをガラスの上に実装することで、液晶のドライバエリアの面積を小さくすることができる。最近の液晶テレビで、画面の縁の面積が小さくなってきているが、COG技術がそれを可能にした。また、ドライバの動作速度を上げるためには配線長を短くする必要があるが、その効果も得られる。

※ガラス上の透明電極に半導体を実装するために、異方性導電接着剤や透明電極の貴金属めっき処理などが検討されてきた。最近では、異方性導電接着剤を用いる方法が一般的となっている。