(CIE)標準光源
CIE standard light sources
(しーあいいー)ひょうじゅんこうげん
解説
(CIE)標準光源とは、測色用に定められた(CIE)標準の光を実現するために、CIE(国際照明委員会)によって定められた人工光源のこと。
照明光の分光分布が変化すると、一つの物体色に対して無数の三刺激値が存在する。このため、色を表示する際の標準的な照明光として、(CIE)標準光源が定められた。
→(CIE)標準の光を参照。
実在する標準光源としては、以下のものがある。
標準光源A : 相関色温度2,855.6Kのタングステン電球
標準光源B : ※廃止
標準光源C : 標準光源Aに規定のフィルタを組み合わせ、相関色温度 6,774K にした光源
その他D65、DTなどを実現する人工光源はいまだ確定されていないが、JISでその評価方法を定めている。