始動電極とは、放電ランプの放電空間に、ランプの放電を開始させるための補助電極のこと。
主電極以外に補助電極を設けることで、主電極との間に放電を起こさせ、始動を容易にする。
発光管(ガラス管)の放電空間内に、一対の主電極とは別に、始動補助の目的で設けられるため、第三電極と呼ぶこともある。
また、発光管の外側にワイヤなどを設け、これに始動パルスを加え、誘電体バリア放電を生じさせて、始動電極とするトリガーワイヤと呼ばれるものもある。
→電極、補助電極、トリガーワイヤ(トリガーワイヤー)、始動補助機構を参照。