遠赤外放射

far infrared radiation, long wave infrared radiation えんせきがいほうしゃ

解説

遠赤外放射とは、ガラスの透過限界波長より長波長(おおよそ4μm~1mm)の赤外放射のこと。
日常的には、遠赤外線と呼ばれることが多い。
物質などに吸収されると、他の様態のエネルギーに変換されることなく、 直接的に分子や原子の振動エネルギーや回転エネルギーに変換される。

※波長範囲には、以下のようなとらえ方がある。
4μm~1mm (CIE 国際電気技術用語集「工業用電気加熱編」/日本電熱協会/電気学会)
5μm~1mm (IES 北米照明学会)