USHIO

光技術情報誌「ライトエッジ」No. 5(1996年3月発行)

留学制度の紹介

ウシオ電機株式会社
管理本部人事課

◆若手技術者を育む、機会提供

当社には、「会社の繁栄と社員一人一人の人生の充実をめざす」という、創立以来変わらぬ企業理念があります。社員教育もこの理念の具体化として位置づけられ、階屠別教育、職業別教育、語学教育など、能力開発の機会提供が行われていますが、海外留学制度はl985年から導入されました。

当社は、創立以来、世界でも類をみない「光創造企業」として、光枝術の洗練につとめていますが、新しい光枝術およびその周辺技術のキャッチアップは企業の生命線といえます。幸いなことに、「光」は、先端産業の枝術革新を促進する手段として、ますますその活躍領域を拡げ、21世紀のキーテクノロジーといわれています。このような環境の下では、若い技術者が世界を舞台に先端技術を磨くことができる「海外留学制度」は、ますますその意味を深めているといえます。

◆海外留学制度の狙い

次のことを狙いとしています。

  • (1)その道の最先端を走っている先生のもとで、研究し勉強できること。
  • (2)海外の生活、文化、習慣に直接触れることで、グローバルな考え方を学ぶこと。
  • (3)留学先の学生および海外からの留学生と直接接触・交流し、広い角度からの情報、考え方を交換しあうことで幅広い見方、考え方を学ぶこと。
  • (4)グローバル企業として発展するウシオの社員として、名実ともに次代を担う人材として成長すること。
  • (5)個人の自己実現の場となり、自己成長が図れること。

◆留学先

  • 米国: UCLA、ニューヨーク州立大学、ウィスコシン州立大学、南カリフォルニア大学、ミネソタ大学、バンダービルト大学、スタンフォード大学(マスターコースの学生)
  • ドイツ: ミュンヘン工科大学(共同研究員)
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