USHIO

光技術情報誌「ライトエッジ」No.33(2010年8月発行)

日本臨床検査自動化学会

(2009年10月)

POCT機器Banalyst Aceを用いた
高感度CRP測定試薬の性能評価

小野美由紀1),堀田多恵子1),草場恵子1),松本茂樹2)
景山泰久3),岡田英孝3),栢森裕三1),康東天1)
1): 九州大学病院検査部 2): ウシオ電機株式会社 3): ローム株式会社

はじめに

  • ・CRPは炎症性疾患、感染症などの経過及び予後のパラメーターとして広く用いられている。また、高感度CPRは動脈硬化のリスクファクターとして血圧・BMI・喫煙等との関連が認められている。
  • ・現在、POCTとしてCRPを測定する機器が多数開発されているが、最小検出感度は0.04mg/dL~0.50mg/dLであり、特に全血を検体とする場合は0.2mg/dL~0.8mg/dLと、汎用自動分析機で現在普及している高感度CRPの最小検出感度0.01mg/dLと比較すると劣っていた。

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