グレーデッドシール

graded seal ぐれーでっどしーる

解説

グレーデッドシール(graded seal)とは、発光管と導電部材との熱膨張率が異なる場合に、発光管と導電部材の熱膨張率の差を補償するために、熱膨張率が少しずつ異なるガラスを段階的につなぎ合わせる封止方法のこと。
キセノンショートアークランプでは、導電部材にタングステンリード棒を用い、このリード棒と石英ガラスの間を、熱膨張率が少しずつ異なるガラスを段階的につなぎ合わせて熱膨張率の差を補償し、気密封止している。このため段継シールとも呼ばれる。
シール(封止)を参照。