社長メッセージ

新型コロナウイルス感染症の影響により、暮らしや社会に大きな変化をもたらしています。  
ウシオでは、世界中の拠点が徹底した感染対策と職場安全の見える化を進めたことで、政府や自治体の要請以外で操業停止を発生させず、数多くの高シェア製品を有するウシオが担う、重い供給責任を果たすことができました。
昨今の気候変動や、新型コロナウイルス感染症、人権などサステナビリティを問う人類共通の課題が山積している中で、ウシオは昨年、新な中期経営計画を策定し、今年のUshio Report2021の中で、2030年の目指す姿を見据えたESG経営の指針を発表いたしました。

【新たなMission&Visionを掲げ、これからも社会とともに】
ウシオは、1964年の創業以来、企業理念で表しているようにESG経営の考え方を追求してきました。
ウシオは、「あかり・エネルギーとしての光の利用を進め、人々の幸せと社会の発展を支える」ことをMissionに、2030年までに「光のソリューションカンパニー」、すなわち、未来のより大きな社会課題を、ウシオのコア技術を使って解決することにより、企業の社会価値を拡大し、経済価値の成長に結び付ける会社を目指すVisionを掲げています。
中期経営計画を確実に遂行していくことで業績面を成長させ、それにより確保したリソースを新しいMission&Visionや5つの経営のフォーカスの実現に向けた取り組みに適切に配分、投資を行うことで好循環を生み出し、2030年の長期ビジョン達成に突き進んでいきます。そしてその先に、「社会から見ても、社員から見ても良い会社」、つまり「社会の持続可能性に貢献する会社」が実現していく、そのようなプロセスを描いています。
2021年度の主な取り組みとしまして、フォーカス3「成果を上げやすい職場環境作り」に関連して、健康経営に取り組むことを決定いたしました。企業理念の実現とMission&Visionの達成には社員が心身ともに健康であることが不可欠です。社員自身の健康維持・増進と、社員が健康で働き甲斐や成長実感を持ちながら挑戦し続ける環境の整備を一層進展させてまいります。
また、フォーカス4「持続的な環境負荷低減」に関連し、2021年7月には、TCFDへの賛同を表明し、提言に基づいた財務情報・経営情報の開示の準備を進めております。

ウシオは2010年には、国連が提唱する「人権・労働基準・環境・腐敗防止」についての普遍的原則である「国連グローバル・コンパクト10原則」への支持を表明しました。2015年には、「世界人権宣言」および国連「ビジネスと人権に関する指導原則」を尊重し、「私たちの行動指針10」の一部を改訂いたしました。従業員やお取引先さまをはじめとするあらゆるステークホルダーの人権の尊重を指針とし、企業としての人権尊重の責任を果たす経営や行動に努めています。

今後も、ESG経営を軸に社会が直面している課題をウシオの光で解決し、持続的な社会の実現に貢献してまいります。

ウシオ電機株式会社
社長