経営のフォーカスとしての重要課題

1. より社会的価値の大きい事業創出
フォーカスの定義
企業の社会的責任が強く求められる現在において、「光のイノベーションカンパニー」として培ってきた光技術を、未来の社会課題解決のために役立てることがウシオに課せられた使命であると考えます。
これまで、進むべき方向を決める際の判断基準は、利益や自社で出来ることといった視点が中心であったのに対し、社会課題の大きさが市場規模と相関するとの考えから、「より大きな社会課題の解決」にウシオが貢献できるか、という視点に変えることで、人々の幸せと社会の発展を支えていきます。
具体的な取り組み内容 |
<ロードマップの作成と定期的見直し> |
---|---|
<Bizモデルを描く人材確保と育成> |
|
<パートナーシップの構築> |
|
<技術専門家としての人材確保と育成> |
|
<必要な中長期技術開発> |
2030年の目指す姿 |
<社会課題を解決する光ソリューションの提供>
|
---|
取り組みの実績と2022年までの計画 |
<ロードマップの作成と定期的見直し>
|
---|
新規事業創出に取り組む体制~TeamGの活動状況
ウシオの新たな価値創造モデルを実現するために、TeamGを設立しました。今後はTeamGの力を活かし、社会の課題解決を目的とした新規事業創出に取り組みます。
(G=Generation:創出)
TeamGの発足と社会課題解決のための新規事業創出活動
従来の新規事業創出活動においては、以下の課題がありました。
- テーマを決める際、「製品」 「自らの発想」が中心となっていた
- 創出事業(社会課題克服)の対象が「日本市場」になっていた
- 短期間での成果を求めていた
- 事業創出推進の中心となる部署が定まっていなかった
- 協力体制が決まっていなかった(自立経営)
上記に対し、2020年度から以下のモデルで新規事業創出を目指すため、それぞれの部署が連携して取り組む体制を構築しました。
TeamGの体制・役割

10〜30年後の社会課題解決を目的とした新規事業創出活動プロジェクトを実施
はじめに、解決すべき未来の社会課題を設定。
その実現のためにより詳細な課題へと分解し、ウシオの光技術が活用できるテーマを設定(バックキャスティングの考え方)。
